ごきげんよう!きいです。
私は今までのブログで、兄の相続についてお伝えし、終活の大切さにも触れてきました。
そしてふと考えたんです。まりぃさんの終活がどうだったのかについても触れておかないと!
まりぃさんだって!
まりぃさんにも銀行口座もあれば、カードだって昔作ったものがありました。生命保険にも加入しているし、亡くなった後のことを考えて終活を考えないといけませんでした。
しかし大切な事が…。もうすでにまりぃさんは認知症を発症しているので、判断力が無いとされてしまうこと。
まりぃさんの終活は、実は今のマンションへ移るときに殆ど終わらせていました。
例えば実家にあった多量の荷物。同居を理由に僅かな荷物だけを持って来ました。
実家に残された荷物は、兄が業者さんへ依頼し殆ど処分しました。処分できず兄の家に有ったものは、兄が亡くなった後に私が業者さんへ依頼して処分しました。
今まりぃさんの荷物は多量の着物と少々の愛用品だけになりました。
それだけにできているので、「その時」の整理は楽だと思います。
まりぃさんの持っていたクレジットカード。これは1枚だけでした。
マンションに一緒に住み始めた頃。「もう使わないわ」というので、解約を手伝いました。
その頃はまだ、助けがあれば何とかできたんです。
生命保険
生命保険はずいぶん長い間加入コースを変えていなかったので「新しいプランをおすすめします」という郵便物が頻繁に届くようになりました。
まりぃさんは「自分に何かあったら延命はしない。できたら手術も受けたくない」と言っていました。手術を医師から勧められるほどの変形性膝関節症でしたが、膝が傷んでも手術は受けないと言って聞きませんでした。
そのために、入院や先進医療特約等の保証は、最小限で良いと思っていました。
だから変更はしないと保険会社へ連絡しました。
すると…。
それ以降は「本人の意思決定が困難」とされ、誰も変更できない保険となりました。
もしまりぃさんが亡くなったら、ほんのちょっぴりの保険金が下ります。
それ以外は引き継ぐような土地も有価証券も権利もありません。
お墓は父の時に買っているので、父と兄と一緒になります。
なんだかんだ言って、終活も何度目かになると楽な部分も出てくるようです。
多量の着物…。今は大島紬のような貴重な物(しかも証明できるものが無いとダメ)や、有名な方の着物でないと、袖を通してもいない着物でも値段が付かないと聞いています。
だから、我が家にあるあの着物は「生地」としての価値しかないようです。
いつかリメイクして、洋服にお直しするのも良いかなと思います。
大切にしていたものが、高く売れるだろうと思っていたものが、残念なお値段しかつかない。
兄の遺品整理のように「ただのゴミ」になってしまうこともある。
それを知っていれば、思い切った断捨離もできるというものです!