まりぃさんとの1時間

母の介護


こんばんわ!きいです。
 10月24日。本日無事に、まりぃさんが特養Nでのロングショートの利用が開始となりました。
特養Nへ正式な入所ができるまで、特養Nの中でショートステイを続けながら過ごすことができるのです。
 すなわち、「他の入居者さんとは所属が違うけれど、一緒に過ごしながら順番待ちをする」という状況になったわけです。
 特養は、介護度が高い方が優先的に入所になります。
まりぃさんは「要介護3」。
 要介護5,4の方の合間を縫うように、ポツリ、ポツリと入所させて頂けるグループの一番最後にエントリーできました。
 今までお世話になった老健Kは「入所期限がある施設」であり、いつかは出なくてはいけない場所でした。
 そこから「行くべき場所へたどり着いた」ということにはなるのです。
大きな前進を果たした訳です。


 あとは正式な入所の日が来るのを待ちながら、まりぃさんには新しい環境に慣れ、無事に過ごしてもらえればと思うのです。

老健Kから特養Nへ

 本日10時に老健Kを出発予定だったので、10分前に到着した私。
 最初にまりぃさんの荷物を受け取りました。
 久し振りに見る、まりぃさんお気に入りの本やぬいぐるみ、家族の写真、そして私が書いた手紙。
ああ、お世話になるときには「きっと帰るって言うんだろうな。初めての施設入所だから混乱するんじゃないのかな…」なんて思いながら、心配で手紙を書いたっけ。


 それがまぁ。住めば都と申しましょうか…。スタッフさんに見守られ、大きなケガも病気も無く、認知症の進行が感じられる程度で今日までお世話になることができました。
 

 「可愛い子には旅をさせろ」ならぬ「手のかかる可愛い親にも旅をさせる(失礼?)」ということなのかもしれませんね。
 

 そんな懐かしさを感じるもの(手紙は回収しました!)とマスクや入れ歯入れや櫛などの日用品、そして大切な保健情報に関するもの、一週間分の処方薬を確認しながら受け取り、車へ運びました。

 そして間もなく、先日届けた衣類を身に付けたまりぃさんが登場。
杖をつき、脇からケアマネジャーNさんに支えられながら歩きます。
途中で私に引き継がれ、まりぃさんの手をとりましたが、「ちっちゃくなった…」が第一印象。
 私を見て「どこか行くの?」と聞きます。
「うん。ドライブに行こうかと思ってね」
それが親子の再会の言葉です。
 そして足取りも以前に比べたら弱々しく、不安定です。車に乗るまで腰に当てた手を離すことができませんでした。

 お世話になった感謝を述べながら車へ乗り込み、ケアマネジャーNさんが手を振って見送って下さる中、車を出発させました。まりぃさんは窓から手を振ってお別れができました。

移動中の出来事

 道中まりぃさんは、今までと同じように、店舗や看板に書かれた文字を読み上げて行きます。「これ、変わらないなぁ…」と思いながら走っていました。
 だけど、すぐに変わったところを発見。
 「すごい都会やねぇ。私は満州の生まれやから、日本のことは良くわからへん」というのです。
 えええ~。そこまで戻っちゃったのかい?
 以前は〝私やえい君が幼いころから、バリバリ仕事をしていた頃〟の世界にいたまりぃさん。
 それが今や、すっかり子供です。
「おじいちゃんが校長先生で、お菓子屋さんの家で…」と、そんな話を聞かせてくれて(笑)
 途中で立ち寄ったコンビニ。
 お茶くらい好きな物を選んでもらおうと思ったのですが、「こんな素晴らしいお店…よう行かんわ」と言って車を降りません。
 冷たいお茶と温かいお茶のどちらが良いか選択してもらい、〝温かいおーいお茶〟を購入。
「ラッパ飲みや…」
「ゴメン(笑)」
 まりぃさんは育ちがよろしかったのでした(笑)


 そんな認知症の進行を実感する1時間になりました。

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