ごきげんよう!きいです。
「清水の舞台から飛び降りる気持ち」でお支払いした金額。
5万278円…。
何のお金だと思いますか?
写真をDVDへ
片付けをしていて出てきた、山のような古い写真。
白黒で、古ぼけていて、だけど父やまりぃさん、えい君と私が映っている写真。
近くの公園で撮ったと思われる写真。
高松にある、父とまりぃさんの家に行ったときと思われる写真。
家族旅行や車の展示会での写真。
運動会の写真。
遠足の写真。
そして、なんとまりいさんの独身時代のアルバムまで!
ボケているもの、風景だけの写真、変顔になっている写真はサヨウナラしたけれど。
たくさんの写真を、DVDにデータ化してもらおうとカメラ屋さんへ持ち込みました。
その持ち込んだ写真の枚数が550枚!
その550枚とまりぃさんのアルバム1冊分の、データ化の料金が「50,278円」でした!
父の趣味が「車と写真」って、罪よね。
とにかく量が半端ないので、すっごく大事な写真以外は、DVDを残して処分しようと思ったのです。
これも終活の一環です。
「きい家族の思い出の写真たち」…。私に何かあったら、残された家族の手によってポイって捨てられちゃうと思うんですよね。
まあ、「私と一緒に棺に入れてくれ」って言ってもいいんですけど…。それまで保管し続けるのもどうだろう…?と思いまして。
今回、決心した次第です。
良かった。
だけど、整理して良かったことがあったんです。
私…実は父が病気をしてから、家族旅行の記憶が無くて。せいぜい法事に「連れていかれた(笑)」程度の記憶しかなかったのです。
だけど、結構いろいろ行ってるじゃん、私。
みんな楽しそうよ。父も笑っているし。
写真の中では、えい君。まりぃさんに抱かれているし。
なんかね。良かったなって、写真を見ながら思いました。
あともう一つ。
あれは何歳の時だったのかな?
法事から…だったと思うのだけど、夜遅くに父の運転する車で帰宅した時の記憶があって。
私は車の中で眠っていたのを「着いたよ」と起こされて。
眠いし、疲れているし、歩きたくないし。
「抱っこして」ってごねたけれど…。
大荷物を持つまりぃさんに「歩きなさい」って言われて、渋々歩いた。
それがすごく嫌だった。
「お母さんが抱っこしてくれなかった」そんな記憶。
それが。写真の中に、いっぱい抱っこされている私がいました。
そうよね。たくさん抱っこして育てるよね。
それなのに、ちょっとした古くて苦い記憶が残っちゃって。
「変なの」って思う事ができました。
ちょっと抱っこしてもらえなかったことが残っちゃって。
たくさん抱っこしてもらった事を忘れているなんて。
ホント、変なの。
ただ…。まだまだあるのよ。父とまりいさんの新婚旅行?と思われる写真とか…。
次の金額、いったいいくらになるのだろう…(溜息)。