ごきげんよう!きいです。
昨日のブログで娘のバックハグのことを書かせていただきました。私は娘と時々けんかもしますが、いつもパワーをもらって支えられています。
私は介護に娘を巻き込みたくないと思っています。なのに、<まりぃさん、トイレを詰まらせる!>でご紹介したように、どうしてもトラブルに巻き込んでしまうことがあります。
よくまっすぐに育ってくれているなと思います。
今回は〝介護に子どもを巻き込みたくない〟という気持ちについてです。
介護に子どもを巻き込みたくない
娘は誕生日が来たら二十歳になります。
今年、成人式なのです。
成人式には、まりぃさんが買ってくれた私の振袖を着て出席する予定。
娘は今から義母とまりぃさんへ、自分の振り袖姿をお披露目することを楽しみにしています。とても気合が入っているのを感じます。
そんなお年頃の皆さん。夢や希望がいっぱいで、やりたいことも一杯。
夢に向かって勉強をしたり、バイトをしてお金を貯めたりする頃ですね。
そんな皆さんを介護には巻き込まないように、親としてはできるだけ遠ざけてあげたいものです。
娘にとって、介護の現場にいることは、勉強にはなると思います。
「家でお母さんが、あんな風に介護をしていたなぁ…」というのは、将来自分が介護に関わることになった時のモデリングになるかもしれません。
だけどその介護が、まりぃさんみたいにトイレがらみのトラブルだったり、夜中に起こされたり、一人で出かけようとするのを止めないといけなかったり…。
「ハッキリ言って迷惑」と感じていてもおかしくないでしょう。
それが日常的なことになってしまったら…。
親が介護で疲れている様子が見て取れると、優しい子ならば自ら介護を手伝おうとしたり、親に変わって介護を行おうとするかもしれません。
自分がやりたいことを我慢してしまうことも考えられます。
それが日常的なことになってしまったら…。
我が家の場合は、娘が18歳未満ではないので「ヤングケアラー」とは言いません。
だけど…。年齢に関係ないです。
年齢に関係なく子供の時間を介護で奪ってはいけないと思うのです。
子ども介護者 ヤングケアラーの現実と社会の壁 (角川新書) [ 濱島 淑惠 ]価格:990円 (2022/1/15 23:39時点) 感想(0件) |
娘に伝えたこと・していること
だけど、まったく関わり合いを持たせないというのも難しい。
家族ですし、同じ家で生活をしているのですから。
どうしても私が介護している姿が目に入ってしまいます。
それだけではなく、トラブルに巻き込んでしまったり、眠っているところを起こしてしまったり。
まりぃさんが夜な夜な外出しようとする日が続いたときは、娘の生活が昼夜逆転してしまったこともありました。
本当に申し訳ない…。
だから…私は娘に対して…。
就職先の選択や今後の人生に、まりぃさんの介護の心配は不要であると、娘に伝えています。
「のんさんが今日来てくれたよ。」と、私には支援してくれている人がいると伝えます。
娘の要望を、まりぃさんの用事よりも優先させるようにしています。
まりぃさんの汚れたものの処理は娘にさせません。
これは、これからも続けていきます。
それくらいしか、できないけれど。
それが私の気持ちだからです。