役所での手続き

介護の現実

 ごきげんよう。きいです。

 兄の葬儀が終わった後日、役所の手続きへ行ってきました。

 役所はどこでもいいわけではなく「手続きをする人(私)の住所がある区の役所」か「兄が亡くなった病院のある区の役所」に届けに行かないといけないのです。

 これもGさんが教えてくれたことです。

 知らなかった!

念には念を…

 届け出は一日仕事になることを覚悟して、午前の早めの時間から私の住所地の区役所へ行きました。

何か不足があって、手続きができなかった…ということを避けたかったので、念には念を入れて準備をしました。

返却する(かもしれない)もの

・市民カード・マイナンバーカード・国民健康保険被保険者証・介護保険者証・年金手帳

兄の身分を証明するもの

・運転免許証・パスポート

私の身分を証明するもの

・運転免許証・マイナンバーカード

葬儀が終わっていることを証明するもの

・会葬礼状・葬儀日程表(葬祭費の請求に必要になります)

兄の死亡を証明するもの

・死亡診断書のコピー

その他

・私の貯金通帳葬祭費の請求に必要になります)

・戸籍謄本のコピー

・兄と私の印鑑

 ちなみに戸籍謄本は、私が兄の妹であることの証明が必要になるかもしれないと思って用意しました。今まで散々「奥様ですか?」と聞かれてきた経験があるからです。

しかし、これは使うことはありませんでした。手続き中、私は「ご遺族様」と呼ばれ続けました。

 また、兄の住所と電話番号をすぐに間違いなく書けるように、兄宛に届いた郵便物を一通持って行きました。その住所が書かれたすぐ下に、兄の電話番号を書き足しておきました。

 今までにも何枚も兄の書類を代行して書いてきました。

何度も同じ内容を書いていると段々、あっているのか間違っているのかが分からなくなり、私の連絡先とミックスになってしまいそうになったからです。

 やはり記入作業中、手元に置いてチラチラと確認することになりました。

区役所は早かった

 区役所での手続きは、1時間半ほどで済みました。

 市民総合窓口課の受付で「亡くなった兄の手続きに来ました」と言っただけで、「それではまず、〇番窓口へどうぞ」と案内され、それから後はそれぞれの窓口で「まだ終わっていない手続きはありませんか?」と確認して下さるので、質問もしやすかったです。

 皆さん、とても親切でした。

 ちなみに運転免許証は後日警察署の交通課で手続きをしました。

 「こちらで処分しますか?それとも穴を開けることになりますが、お手元に取っておきますか?」と聞かれました。

 兄にとって特別な物だった〝車の運転〟。免許証を失うのは兄が望まないのではないかと思い、穴を開けて使用不可にして頂き、兄の仏壇へ置きました。

 パスポートは期限が切れているものは、手続き不要。パスポート自体を思い出として手元に置いておく方も多いそうです。

 介護保険者証は、保健センターの介護保険室での手続きでした。一度帰宅し食事を摂った後、年金事務所へ向かう途中に手続きを済ませました。10分程度で済みました。

 マイナンバーカードは「相続が完全に終了するまで持っていてください」と言われ、返却とはなりませんでした。

 さて、年金事務所の話は…。長くなりそうなので、また次回でご紹介しようと思います。

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