ごきげんよう!きいです。
私の両親の〝介護を受ける心づもり・老後のための準備・介護の知識が、とても不足していた〟という現実に直面して、蒼ざめたり、怒ったり…という日々が続いております。そこで、やはり〝きいのようにならないためにはどうすれば良いのか?〟を検討してみたいと思います。今回は、自分が介護を受ける立場に立つことについて、考えてみました。
ピンピンコロリを目指せますか?
私はできれば将来、できるだけ家族の世話にはなりたくないと思っていました。今もその考えに変わりはありません。いつまでも元気で、生涯現役。死ぬときはピンピンコロリを目指したいと思っていました。
家族には自分を介護させたくない。嫌な思いをさせたくない。やはり介護のイメージが「子供に下の世話をしてもらう」的なイメージだったから。
じゃあ、本当にいつまでも元気でいられますか?本当に生涯現役で社会的に活躍し続けることができますか?本当にピンピンコロリで逝けますか?と自分に問いかけてみました。
確かに夢ではあるけれど・・・なんだか急に自信が無くなってくる。
できるかな?
・病気にならないように、日ごろから生活習慣・食生活に気をつけて。嗜好品は最小限に。
・ストレスは溜めないように。睡眠時間もしっかりとって。適度に身体を動かして。
・色々なコミュニティに参加したり学んだり。ボランティアにも参加して社会貢献。
・老後の資金もしっかり貯めておかなきゃ。お金って大事ですもの!
・みんなと仲良く。好まれる人物像をキープして・・・って、いやいや、大変だ!
もっと現実に向き合おう!
時間の経過は確実に私を成熟させる。精神はそのまま成熟できても、身体は老化することが否めない。脳の機能も落ちるだろうな。
<親の介護っていつから始まるのでしょう? >で書かせて頂いたように、買い物に付き合ってもらったり、色々な面倒くさい手続きが一度ではできなくて「休みの日に一緒に行ってあげるよ」って言ってくれたら、ちょっとホッとしたりして。
銀行や役所の職員さんが、自分ではなく子供に対して「お母様の〇〇について・・・」なんて話しを進めているのに気づいて、ちょっとムッとしたりして。
スマートフォンや電化製品も時代の流れに伴ってどんどん進歩していくから、使い方も良くわからない。そんな時に「もう、仕方ないなぁ」とか言いながらでも、教えてくれたら心強いな。バカにされたらいやだな。
そんな日はすぐそこまで来ているような気がします。そう、そんな日は確実にやってくるのです。
自分の将来の姿を想像した時に、成長する自分ではなく、老化していく姿が想像できたなら。子供の思いやりが介護の始まりだと自覚して、ありがたく素直に受け入れないと。
私なりに介護の受け入れ態勢が整ったなら、次は誰に何を助けてもらうと良いのかを考えていかないと。
〝下の世話〟ができるだけ遠い未来の出来事になるように、一人ではなく誰かと協力しながら健康な身体と自分なりの充実した生活を維持していきたい。
だから、介護の話はもっとしておく、聞いておく、学んでおく方が良いと思うのです。もっと明るく介護について子供ともご近所さんとも、みんなと話せるようになると良いですよね。
家族に自分の話をしておこう。
家族にも自分の事を話しておかないといけません。
仲が良いのは誰で、どこによく足を運んでいて、かかりつけの病院はどこで、意識が無い状態になっても絶対に運ばれたくないと思っている病院はどこで・・・(笑)。大切なものはどこに仕舞っていて、お金の管理はどうなっているか。
ああ。エンディングノートだ、 この内容は。もっと早い時期に書く「エンディングじゃないノート」ってタイトルにならないかしら…なんて思っていたら…。なんと!ありました!素敵な本が!!
「これで安心“もしも”のときに子どもに迷惑をかけないための準備ブック」
これで安心もしものときに子どもに迷惑をかけないための準備ブック / 永峰英太郎 【本】価格:1,100円 (2022/1/15 21:55時点) 感想(0件) |
永岡書店より出版されています。
この本は“もしも”のときに子どもに迷惑をかけないために役立つ、お金の話や葬儀の話、相続税や自宅の話など70のテーマが書かれていて、自分の意向を書き残す〝伝えておきたいノート〟が別冊として付いている!
何となんと素晴らしい!
ただ自分の思いや情報を伝えるためのものではなくて〝自分が元気なうちからどういう対策をとっていないとどんなふうに子どもが困るのですよ、だからこうしましょう〟としっかり教えてくれている本です。
きいは本屋さんでこの本をお見掛けし、手に取ってレジに向かってまっしぐら!!しちゃいました。
あ!!買っただけで安心してはいけませんね。しっかり書き込んでいかないと!!