ごきげんよう!きいです。
このブログを始めたとき。私はいつもモヤモヤしていました。
利用者様のご家族から「娘さんが看護師さんでうらやましいわ」とか言われて。自分はしっかりまりぃさんの介護ができていないと思って、毎日バタバタで…。
そんな以前の私を振り返って、今は何を思うのか…。
上手くできたとは思いません
私、今でも自分がまりぃさんの介護を上手くできたとは思っていません。
もちろん、兄の看取りも。
だから、この「寝ても醒めても」は、私が「上手くできた」というご報告ではなく、悪戦苦闘した痕跡と、自分なりに頑張って、ちょっとだけ上手くいった事のご報告になりました。
準備期間を入れれば、ブログを始めようと思い立ってから1年になります。
ときには居眠りをしながらパソコンに向かっていた日もあります。
それでも、ブログを書いていて良かった。
そこには私と、まりぃさんと、えい君の姿があるからです。
自分よりも人
そして、看護師だから良い介護ができるかどうかという問題は…。
「そうとは限らない」としか言えません。
確かに人脈があって、少々の知恵があって、オムツ交換や清潔ケアや食事介助などはできますよ。
それは良い点なのかもしれません。
だけど「自分の親より、人の親を優先させないといけないときが多すぎ」
「自分よりも人」
今でも、「まりぃさんにずっと付き添っていられたら、今のまりぃさんとは何かが違っていたかも知れない」と時々考えることがあります。
介護離職は避けるべきとか言っておきながら、自分自身もいまだに悩んでいる(笑)
だから私は、「答えがないのが介護なのかも知れない」と思っています。
だから…私が考えた結論。
私が「それでいい」と思う介護が、私にとっての正解。