以前にお伝えした「後期高齢者医療費」の自己負担割合の変更。
医療機関等の窓口で支払う金額が、一定以上所得のある方は1割から2割へ増額となる話です。
この話。実はきちんと文書の内容を理解されている方が少ないことがわかりました。
解説が必要かも…
もうすでに、後期高齢者へは新しい保険証と一緒に説明文も届いています。
しかし、それについてお話してみると「ああ、確か新しい保険証が届いていたなぁ(封を切ってもおらず他の郵便物の中に埋もれていました)」「文書を読んでみたけど、良くわからない」「しばらくの間は、窓口で支払う金額が3000円で済むんだと思っていた」という方々が…。
もし、このブログを見ていらっしゃる方の中で「うちの親もそうかも!」という方は、是非この週末のうちにその文書を一緒に見ながら解説をしてあげて欲しいのです。
〝一緒に見ながら〟が難しくても、電話でも良いので「何かあったら聞いて!」と伝えてあげて欲しい。
実は今回の件、2割負担となる方で高額療養費の口座が登録されていない方には、高額療養費支給事前申請書が郵送されています。これに必要事項を記入し、返信用封筒に入れて送り返さないといけない。
もし事前に申請できなかった場合でも、今後高額医療費が発生した時に申請書が送られてくることになっているのですが…。
このような、お金のお支払いと返ってくるお金の制度が変わるときって、それを利用した詐欺が増えたりするんです!
今回の変更で、どこかから電話がかかってくることは無い。
書類は必ず郵送で届く。
役所を語る人が自宅を訪問することも、キャッシュカードや銀行の通帳を預かることも無い。
これを是非親御さんとお話しされることをお勧めします。
親御さんと、大切なお金を守るために…。是非!