これはブラックリストにはのらないケースだと思います。
その理由は〝分からないように隠れて行動しているから〟です。
だけど、これがバレたら…。かなり嫌がられると思います。
これも複数の利用者様家族から耳にした話です。
入院中のご家族の様子を把握するために…。
・ベッドサイドにカメラを設置して家族の様子を見守った。
・ベッドサイドに録音機を設置して、医療者の会話を録音して聞いていた。
・オムツ交換や着替えをきちんと行っているかを確認するために、自分だけに分かるしるしを付けて いた。
怖い怖い怖い…。
見られてる。聞かれてる。試されてる~(冷や汗)
ドラマじゃないんです。
リアル。本当の話。
面会が許可されていた、新型コロナウィルスの流行前の話ですが…。
それを実行した人は、私に悪びれることなく話していたので、正義感や家族のことを思っての行為だと思います。
認知症や癌の末期で、寝たきり・全介助レベル・意思表出が困難という共通点があります。
そして話の内容はみんな「文句」。
医療従事者が良くやってくれて大変満足…ということはなくて。
「扱いが雑」
「(患者本人が)嫌がっているのが分かる」
「何かする時に声掛けが無い。無言だったり、ため息が聞こえる」
「スタッフ同士のおしゃべりばっかり」
「着替えましたっていうけれど、実は着替えていなかった(自分が付けたしるしがそのままだった)」
はああああ~。
病院でひどい目に遭った。もうあんなところへは入院をさせたくない。だから在宅で頑張るしかない…。
それが言いたいことのようだけれど…。
訪問看護はそのご家族の目の前でケアを行うので、安心して頂けていたようですが…。
心配?
病院への不信感?
そこまでしないといけないご家族の気持ち。
そこまでされる病院スタッフの気持ち。
複雑です。