ごきげんよう!きいです!
随分前から「介護脱毛」なるものがあって、それを受ける方が増えていると聞いています。
へええ。
私、おしもの毛を邪魔だと思ったことが無いもので…。
「介護を受ける時のマナーとして」とか「清潔を保つ為に拭きすぎて、皮膚トラブルを起こすから」とか「感染予防のため」とか「シラミや疥癬予防に」とか…。
調べてみると、そのような理由付けがされていました。
へええええ~。
私、ほぼ毎日オムツ交換や入浴介助をしていますが…。そこで感じること。
オムツのお世話になるお年頃の皆様…。
「何もしなくても薄毛」の方が多いのですが…。
過去にお一人、夜間に間歇バルンを留置する必要がある脊髄損傷の男性が「邪魔だから」と、自らハサミでカットしていた方がいらっしゃいました。
感覚の麻痺した身体にハサミを当てるのは危険だからと何度もお伝えしましたが、定期的にカットすることは続きました。
確かに若くて毛量があり、自己導尿などの医療的ケアが必要な方は、脱毛していても良いかもしれませんね。
介護が必要なほど高齢で、排泄介助が必要で、オムツを着用するレベルとなると、栄養や水分の摂取量も少ないことが考えられ…そうなると…おしもの毛は自然と薄くなるもの。
介護する人にとっても「あるのが自然」なものだし。
オムツに排泄された後、きれいにするときには拭くだけでなく、洗うことが殆ど。
ゴシゴシ拭いてきれいにするなんてことはありません。
私が思う「陰部洗浄の邪魔になるもの」は、おしもの毛よりも断然「お尻や太ももの肉」!
オムツの中がお肉で充満していて、お尻の割れ目もピタッと密着して蒸れている方。
その方が断然、感染や皮膚トラブルの元になるし、介護者も大変です。
私は個人的には「おしもの毛の処理の心配よりも、スリムなボディーをキープして頂きたい」と思います!
実はまりぃさんもお尻がむっちりでした。そして、リハビリパンツの中に大も小も失敗するようになった時…。
お尻が爛れて大変だったんです。
今思い出しても、嫌な汗が出てきます。
今回お伝えしたいのは…。
「介護で迷惑をかける・スキントラブルや感染の原因になることは、おしもの毛だけではない」…ということでした。
今回も私個人の見解です!