ごきげんよう。きいです。
特定フィブリノゲン製剤の使用を、どうやっても証明できそうにない、父とえい君と私。
まりぃさんはもはや「難しいことは、お母さんにはよく分からないから、任せたわ」の状態です。
今、三人の間で問題になっている「本当に、弁護士さんに相談をするのか?」ということ。
今までは幸いなことに、弁護士という職業の方とは一切関わりのない人生を送って来ました。
訴訟だとか給付金だとか…ハッキリ言って、遠い世界の話のようでした。
弁護士さんというのは法律の専門家で、弁護士の資格を取るのは難関中の難関である司法試験に合格しなくてはいけない。相当努力をした、相当頭の良い人々。相談するだけでも料金が発生し、それはかなり高額であるらしい…。
私は残念なことに、その程度の知識しか持ち合わせていませんでした。
父の「C型肝炎の感染源が明らかになれば、4000万円を手にできるかもしれない?」という、思い付きのような一言で始まった今回の調査活動(そういっても良いのかどうか…というレベルです)。
本気で話をこれ以上進めるのか?
えい君と私は、やはり「感染者となってしまった本人の気持ちを確認するべきなんだろうねぇ…。」とちょっぴり及び腰。
でも父は言いました。
「吾輩が、どんな目に遭ったと思っているんだ?」
ああ、本気なんだね。
…そう思いました。
そしてえい君と私は、今度は県の弁護士会へ相談の電話をかけました。
その結果、とある法律事務所の薬害肝炎弁護団の連絡先を教えて頂くことができました。
そこにいらしたのが、弁護士のF先生でした。