こんばんわ!きいです。
昨日も今日も、本当に暑かったですね!
こんな日は、利用者様の中から発熱者や脱水症・熱中症のために救急搬送となる方が出ることがあります。
今回はまさに、それが起こってしまった話です。
今日は朝一番から「車椅子から落ちた」という電話を頂き、緊急訪問となりました。
「転倒や転落」の場合、ただのブレーキかけ忘れや移乗の失敗ではないことがあります。
体調が悪くて力が出ず、普段はできることなのに失敗をしてしまったというケースです。
その方。ベッドへ戻って頂き、ケガはないか?バイタルサインに異常はないか?と確認すると…熱があるじゃないですか!
実はここ数日前から、定期訪問で「体調悪化の兆候」が見られていて、受診をお勧めしていたのです。
だけど、受診をしていなかった。
水分を摂るように、安静にするように、部屋を涼しくするように、体調が悪ければ連絡をするようにとアドバイスをされていた。
なのに…。
それが行われていなかった。
再度受診を促すものの、返事は「NO!」
その結果…。夜になって救急搬送です。
私、今までにも救急車の適正利用についてだとか、看護師の言うことにはちゃんと耳を傾けて欲しいと、このブログ内で言い続けてきたのですけれど…。
現場でも、(いうことが許される方へは)訴え続けているのですけれど。
今回の利用者様へも「救急搬送になる前に、日中に自力で受診をして欲しい」と言ったんですけれど。
ダメだった…。
力ずくで連れて行くわけにもいかない。
利用者様には利用者様の権利があって。
だけど「危ないことを、危ないと言っても聞き入れてくれない場合」って、どうすれば良いんだろう…。
皆さんはどうぞご自愛ください。
そして、どうかお金の使い方を間違えないで下さい(涙)。