ついて行くのが大変!

在宅介護

 ごきげんよう!きいです。

 ある利用者様。今度お誕生日を迎えたら、99歳になられます。

 だけど、とっても元気!

 「お忙しいのに、ありがとうございます。」

 「デイへも楽しく通えています。迎えに来てくれるので、助かっています。」と、ニコニコ笑いながら何度も同じ話を繰り返しています。

 年齢相当の認知機能低下は…。

 あります。

 元気だから一人で買い物にも出かけるし、ファミリーレストランでお食事だってします。

 本当に、歩けるんです。元気なんです。

 認知機能の低下はあるけれど。

 だからなのかな?

 娘様は「足のむくみを主治医に相談した時の返事が『年齢が年齢だから、仕方がないね』だったこと」に、納得がいきません。

 「99歳にもなれば、心臓もくたびれて来る」その事実を娘様が受け入れられないようです。

 訪問の度に「母はどんどん歩いちゃうんです。着いて行くこっちが大変。何とかならないかしら?」等々仰います。

 先日はお母様を見失ってしまったとか。

 『…危険…』

 今回の方の場合「見失ったら20分で警察へ相談」の対象になるのか、ならないのか?

 どこかで転倒するかもしれないし。

 事故に巻き込まれるかもしれないし。

 迷子になる日は、突然やって来るし。

 対象になるんだろうな…と思って、「念のため」と前置きをして、〝20分〟について、お伝えさせて頂きました。

 娘様、ちょっと納得には時間がかかりそうでしたが…(笑)。

 デイサービスもショートステイも、ケアマネさんがスケジュールを組んでくださっています。

 「そこで、娘様(と言っても、もうすぐ80歳…)も休んでくださいね」とは言うものの。

 元気な「Around100」。

 在宅で介護を続けるのであれば、上手に介護サービスを利用して、ご家族が「継続」することが大切だと、強く強く感じました!

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