別れの予感

在宅介護

 ごきげんよう。きいです。

 11月に入ってすぐに…利用者様とのお別れがバタバタと続きました。
その勢いがすごいです。

 時々あるのですが…「緊急対応中に、他の利用者様の呼吸停止の連絡が入る」。
そんな事態が発生したり。

 看護師一人だけの待機では間に合わない…そんなことが以前に比べて、増えて来ている実感があります。
 今まで間に合っていたことが間に合わなくなった、という実感が強い。


 感染症が原因ではないんです。

 誤嚥や窒息でもないんです。

 皆様それぞれが患っている、お病気が原因でした。

 これって、「多死社会」の訪れなのでしょうか?

 これから年末にかけて。

 例年の傾向なら、お別れの季節はまだ続くかもしれません。

 「年が越せるか?越せないか?」という方が、毎年数名いらっしゃいます。

 
 今はまだお元気な方…いつまで現状が維持できるのか?

 最近痰が増えて来て、ご家族への吸引指導が必要になった方。

 入院して治療を受けるのか?それともこのままご自宅での緩和となるのか?という方。

 今日、靴下の中にとんでもない傷ができていることが発見されて、急遽受診をしていただいた方。

 皆さん…今後どのような時間を過ごすのか、過ごしたいのか。

 別れの予感を感じながら。

 それを見せることなく、できることをやるしかないのですが…。

 そして週末は、緊急待機です。

 頑張ります。

 

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