ごきげんよう!きいです。
「誰か脳血流センサーって作ってくれないかなぁ。」
コレ、今日ステーション内で話題になった事なのです。
事の始まりは、ある利用者様が「真夜中に家を出て、一人で通りまで歩いてきた」と、奥様に報告をしたこと。
奥様はそれに気が付かず、ご主人の報告を聞いて「確かに玄関の靴の状況が昨日と違う!」とびっくり。
その後暫くすると、ご主人は一人で歩いたことも、それを奥様へ報告したことも忘れてしまいます。
実はそれ以外にも、ここ最近「眩暈・てんかん発作・睡眠リズムの乱れ・やたらぼーっとする」などの話が妙に耳に入って来ます。
なぜだろう…。
この気圧のせい?いわゆる気候病ってヤツでしょうか?
そんな話を耳にするよね。そういえばそうね。なんて話しをしているうちに…。
経皮酸素分圧モニター(いわゆる指に着けて血中酸素濃度を測る機械ですね)みたいに、頭か頸部に装着して、脳血流の状況が数値で測れる機械ができないかしら?という話になりました。
例えば認知症の方や脳血管疾患の既往のある方の、体調管理や、症状との兼ね合いを評価するために。
起立性低血圧の体調管理や評価に。
首にペタッとパット状のセンサーを貼り付けて、「ただいま脳への血流は、通常の92%に減少しています」とか「ただいま脳へ運ばれている血圧は88mmHgです」みたいに、数値でわかるもの。
「なんで無いんだろう?」
「今まで求められていなかったのかしら?」
…なんて考えたりして。
でも、ステーションで話した看護師とリハビリスタッフは、全員が「あれば欲しい!」という意見でした。
きっと今は、脳の中を調べるには画像が必要で。
頸部の血流はエコーで調べられるけれど、それはあくまで「首の血管の状態とそこを通過する血流の良し悪し」を調べるもので。それが脳の状況を調べる事にはならない…といったところでしょうか。
「検温でーす」とベッドをまわりながら、バイタルサインと血中酸素濃度と脳血流を測定する看護師さんの姿を想像してみたりして(笑)。
私…。測ってもらいたいな…。
血圧低いし。
起きてても寝ぼけているし(笑)。