ごきげんよう。きいです。
以前<Can you speak English?>でご紹介した、認知症の素敵な利用者様…。
転倒してしまいまして…。
骨折をしてしまいまして…。
入院→手術となりまして…。
悲しいです。
初めてお会いした頃は、認知症は発症していなかったんです。
大きな手術をされてドレーンが留置されたまま在宅療養を開始されたあの頃…。
「入院中、看護師さんとは一言も話さなかったんですよ。」
「相当偏屈だったからね」と奥様から伺いましたが…。
ちゃんと話してくれて、看護師の訪問を待っていてくれていたのに。
ドレーンも抜去できて、「再発の心配も無いね」って主治医に言われた時には、一緒に喜んだのに。
認知症になってもチャーミングな個性を発揮して下さっていたのに。
トイレから出た後、玄関で転倒。
今回の入院で、どうなっちゃうんだろう…(涙)。
せん妄とか、認知症の進行とか…。
歩けるようになって帰ってくるだろうか。
病棟の看護師さんと、ちゃんとお話ができているかしら?
ああ、心配。
本当に、転倒って怖い。
一瞬で、今までの頑張りが台無しになっちゃう。
高齢者にとっての「転倒」は、病気でも高齢でもない私たちにとっての「交通事故」と同じくらいの影響を及ぼすような気がする。
本当に怖いよう。