ごきげんよう。きいです。
先日の緊急出動。
その時の話です。
ある利用者様が、「訪問入浴中に口唇色不良となり、一瞬意識が消失した」という状況となりました。
奥様から連絡を頂いたのですが。
高齢の奥様が一生懸命説明して下さるのですが、話が前後してしまったり上手く説明ができません。
「訪問入浴の看護師さんに代わってもらって良いですか?」と伺うと…。
「帰っちゃいました」って…。
えええええ~?
もちろん私は緊急訪問へ出動です。
私が到着した時には、ご本人はベッドに座ってお茶を飲んでいました。
ほっとしましたけれど…。
訪問入浴さんの書き残した記録と奥様の話から、事の全容が次第に明らかに…。
そうなるのに、時間がかかってしまいました。
どうやら糖尿病のご本人。
朝食と昼食で、奥様が作った「黒豆」をたくさん召し上がった他、果物もおいしく召し上がっていたらしい。
訪問入浴の看護師も血糖値を測っており、300台の数値が書かれていました。
その訪問入浴の看護師さん。
退室前に「訪問看護さんへ報告した方がいいですよ」と言い残したそうですが…。
私の到着前にも「訪問看護さんへ電話をしましたか?」と確認の電話をしていたそうですが…。
「現場から、直接、あなたから電話が欲しかったですよ‼」
本当にそう言いたい!
状況理解のために「高齢の奥様からの情報収取」というハードルを越える必要があるか無いか。
これって、対応にかかる時間が全然違うんですよ。
結局、再度血糖値を測定して主治医のいる病院へ連絡し、指示受けをしたわけですが。
指示は「経過観察」でしたけれど。
本人は一瞬でも「意識消失」しているんですし。
再度言います。
「現場から連絡を下さい‼」