ごきげんよう!きいです。
のんさんと共に、まりぃさんの通うデイサービスを決めるために見学をした話のつづきです。
3件のデイサービスの中で、はたしてどこがまりぃさんに合うのでしょうか。そして決定の決め手になったのはのんさんのアドバイスでした…。
デイサービスの見学に行く気になるように工夫したこと
デイサービスに通うためには事前の見学が必要ですが、通所に抵抗がある方の場合は〝見学すら、かなわない〟ということがあります。
それは「集団の中に入っていくのが嫌」「新しい環境になじめる自信が無い・億劫だ」といった理由が多いようです。
その場合、デイサービスを利用することがいつまでたってもできません。それでは困るので、私が事前準備として行ったことは「まりぃさんはデイサービスに行くものだ」という雰囲気を醸し出したことです。
見学の数日前から「この間、行くって言っていたデイサービスの見学の件だけど(ここですでに、まりぃさん、行くって言っていたよね!というプッシュを加えております)今度、のんさんが一緒に行ってくれるって」と言ってみたり、カレンダーに〝デイサービス見学〟と書き込むときにも敢えて明るく楽しい雰囲気で、ピンクだったか、オレンジだったか…のペンでハートマークも書き込んだりして。
まりぃさんが「デイサービス見学ってなんのこと?」と聞いてきた時にも「あんなに楽しみにしていたのに、忘れちゃったの?デイよ、デ・イ・サ・ー・ビ・ス!」といった具合です。
まりぃさんの反応は?
「あら、そうなのね?私が行くのね?行けば良いのね?」といった具合です。
そうです。行けば良いんです。行っていただければありがたいんです…。
私も、まりぃさんが嫌と言いださないように、頑張ったんです!
のんさんのアドバイス
まりぃさんのデイサービスの見学のため、のんさんは自分が車を運転してまりぃさんと私を案内してくれました。
それだけでもありがたい事なのに、帰りの社内では見学中に見ることができなかった、施設のポイントについての補足をしてくれたり、普段感じている印象等を聞かせてくれました。
のんさんはケアマネジャーとして、いろいろなデイサービスへ足を運び、情報を得たり担当の利用者さんがデイでどんなふうに過ごしているのかを確認しているのです。
スタッフさんとも直接やりとりをしているので、その際に利用者さんに対してどのような接し方をしているか、どれくらいその方を理解しているか?を感じている筈です。
のんさんがデイサービスへ足を運び、その際に受けた印象などの話は、私もまりぃさんのデイサービス選びの参考にさせて頂きました。ケアマネジャーさんと信頼関係をしっかり結んでおくということは、こういうところにも影響が出るのかもしれません。
もちろん悪いうわさ等は話題にしません。それぞれのデイサービスの特色やスタッフさんの印象などが話題ではありましたが、のんさんの表情や話し方で、おススメと思っているのはどこかが伝わってきました。
そしてもう一つ大切なこと。
どんなに迷っても、決定するのはケアマネジャーではなく、キーパーソンである自分。もちろんまりぃさんの意見や様子も参考に。ケアマネジャーさんをどんなに信頼していても、決定するのは自分。
そこには長い付き合いになる新しい関わり、新たな契約、そして料金が発生することなのですから。
後から気に入らないことが発生しても「あの時ケアマネジャーが勧めたから…」などと責任を押し付けないように。
そして決定!
そして見学の結果はどうなったかというと…。1件目のデイサービスに決定!
そのデイサービスには、今も「私、これからどこに行くの?」「これからお勤めに行ってくるわね」「お世話になりました…」等の言葉を残して、お迎えに来て下さったスタッフさんに寄り添われ、笑顔で(時に神妙な面持ちで)出かけて行きます。
なかなか笑えます!
スタッフの皆様、お世話になっております。そんなまりぃさんにお付き合いいただいて大変助かっております!