ごきげんよう!きいです。
今月も元気です。
誰がって?
まりぃさんですよ、まりぃさん!
また特養Nさんへ面会に行って来ました!
そして今回は、ある書類を提出してきたんです。
「急変時の対応についての同意書」です。
まりぃさんの様子
面会時のまりぃさんの様子は、いつもと同じ。判で押したように同じやりとりの繰り返しです。
「誰?」「きいちゃん?」「なんやわからん…」そして目に入るものを読み上げる。
でも、元気です。
前回の面会では医師との面談がありました。
今日もその時の話になりました。
Sさん…「O病院のY先生。このままずっとうち(特養N)の担当なのかしら。」
どうもSさん。以前に、救急搬送が必要な場面でY先生が言った「紹介状は書きますよ。だから紹介先を探して下さい」という一言が忘れられないらしいんです。
「どう考えても『一旦はO病院で診察。入院が必要なのに病床に空きが無ければ、そこで入院先を探す』ですよね!」
「そうだ!そうだ!」と激しく同意する私。
今日もそんな話をしてきました(笑)。
どうもSさんの中では、「協力病院が替わったり、担当医が替わる度にいろいろありまして…」という「苦い」思い出がよぎるよぎる様なんです。
そして言えるのは「協力病院が替わっても、担当医が替わっても、救急搬送はスムーズにいかない」ということのようです。
情報共有がうまくない。
夜間に受け入れてもらえない。
利用者さん本人、家族、施設のスタッフ。みんなが困っているようです…。
「でもまりぃさんは、元気ですから!」と言って頂けて、本当に安心できます。
同意書
元気とはいえ、まりぃさんも88歳。
いつ、何があってもおかしくないお年頃です。
この「急変時の対応についての同意書」の内容は…。
・施設にて心肺停止の状態で発見された場合に限り、病院に搬送せず「特養N」にて最期を確認します。
・心肺停止以外の体調不良時や急変時は、病院への救急搬送、入院治療を希望しますので同席します。
・本人の意思及び人格を尊重し、身体的・精神的援助を行います。
…などなど。
まだまだつづく訳ですけれど、まあそのような内容が書かれていて。
それに私が、「家族として同意します」とサインをしてあるものです。
「心肺停止以外の体調不良時や急変時は、病院への救急搬送、入院治療を希望します」とはありますが、それ以前に「特養Nから私への連絡と報告があって、その状況で判断する」になる予定。
まりぃさんが「体調不良や急変」になる時は、骨折か肺炎・窒息のリスクが高いと考えるからです。
今のまりぃさんなら骨折でも放置はできない。肺炎も同じ。
では…もし窒息だったら?
対応は急速でなくてはならず、特養Nさんのスタッフさんの応急処置・看護師さんによる吸引・救急車内での酸素投与。
だけど、それ以上の延命は希望しないと入所時に書類を提出しています。
病院に搬送されて死亡確認となる可能性もあります。
私はまりぃさんに「一日でも長く生きて欲しい」とは思いません。
兄の時と同じ。「苦しくなく逝ければいい」と思っています。
認知症の88歳…。
そんなことがおこってもおかしくない…お年頃なんです。