ごきげんよう。きいです。
暑い毎日が続いています。皆様、ご無事でいらっしゃいますか?
私は冬の生まれなので、暑さがあまり得意ではありません。エアコンの利いた部屋で、だらだらと過ごしたいのが正直な気持ちです。
それなのに…この暑さの中、エアコンを点けない方がいまだにいらっしゃるのはなぜなのでしょう。
熱中症になったら
私達は訪問看護に伺いながら「水分をこまめに摂りましょう」「涼しく過ごしましょう」と言ってまわり、熱中症や脱水の兆候がないか確認します。もしその兆候があれば、しかるべき対応をとらせていただきます。
今、熱中症で救急搬送となったら…大変です。
救急車が到着するまでに、いつもより時間がかかると思います。かなりの確率で「出払っている」からです。
救急車が、患者の受け入れ病院が見つからないために、搬送できず待機状態が続くこと。
とても多いんです。
救急車が到着しても、熱中症のために発熱していればやはり受け入れ先の病院を探すのに時間を要します。
そして搬送になったら、待っているのは発熱外来と抗原検査かPCR検査。そこを通過して初めて治療が受けられます。
大変な時間がかかり、その間に身体の調子は辛いばかりではなく悪化することも十分考えられます。
ハッキリ言って、危険なんです。
予防しましょう
それなのに…。エアコンが無いわけではなく壊れてもいないのに。認知症でもなくリモコンの操作もできるのに…「使わなかった」。
なぜなのでしょう…。
だから皆さん。
本当に熱中症や脱水にならないように予防して下さい。
何も辛い事をしないといけない訳ではないのです。
涼しい場所で過ごし、飲み物や食べ物を適切な量、摂って頂きたいだけなんです。
「無理をしない」「自分を過信しない」「おかしいと思ったら、経口補水液を摂って休む」
是非…ぜひお願いします。
私達の言うことに、耳を傾けて下さい。