お隣のご婦人

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ごきげんよう!きいです。

今週末は、緊急待機でも無く助っ人に駆り出されることも無く(笑)。

穏やかな週末を過ごすことができました。

超久し振りに娘と「家飲みをしよう!」という事になり、買い出しに出かけた私。

玄関を出て、ドアの鍵を閉めようとしたとき、人の気配を感じてドキッとしました。

お隣の住人さんが、じっと立っていらっしゃったからです。

その理由は…


 お隣の玄関の前に<カジデス。カジデス。>の、「お隣のご婦人」の息子様が、こちらに向かってじっと立っていらっしゃる!

 一瞬、『何か?』と思いましたが、すぐに理由がわかりました。

 私が振り返ると、そこには〝シルバーカーを押しながら静々と歩いてくるお隣のご婦人〟がいらっしゃったのです。

 玄関前の通路を使った「歩行訓練」が行われていたのですね。

 息子様はご婦人に寄り添わず、見守っていらっしゃいます。

 見守りだけで歩けるご婦人…。

 良いですね。

 本当は「もっと視線を上げて~」と言いたいところですが、そこはグッと我慢。

 お二人のお邪魔にならないように、「こんにちは~」と声を掛けながらエレベーターホールへ向かって通り過ぎたのでした。

認知症ではない?

 私は、このご婦人がデイサービスのお迎えで出かけて行く姿を何度も見ています。

 そのスタッフさんとご婦人との会話も、ちょっぴり耳に入ってきたことがあります。

 そして、私は思ったのです。

 「このご婦人…認知症じゃないんじゃないかしら?もしそうだったとしても、きっと初期なのでは?」

 まりぃさんの時は、お迎えが来ても「一緒に行けば良いの?」「これから、どこに行くの?」「なんや、全然わからん…」と言いながら、騒々しく出かけて行ったものでした。

 今思えば、どこに連れていかれるのかがわからないのですから、さぞかし不安だっただろうと思います。まりぃさんなりに、一生懸命対応していたんだな…と思います。

 でもこのご婦人は…「今日もいい天気ですねぇ」「今日は暑いですねぇ」って。

 だから、今になって思うんです。

「カジデス、カジデス」と鳴った、明け方の火災警報。

 あれはいったい誰が、警報機のボタンを押したのか???

 あの時は、すっかりお隣のご婦人ではないかと思ったけれど…。

 このマンションに住む、他の誰かなのか?
う~ん、分からないなぁ…。

 でも、あれ以来警報が鳴ることは無いし…。
気になるなぁ。

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