ごきげんよう!きいです。
昨日、〝今後の日本に必要な、在宅療養者を支える訪問看護の在り方は、私が勤めるステーションのような「どことでも繋がります」が主になると思います。〟とお伝えしました。
その理由は、利用者様がかかっている医療施設が様々だからです。
医療施設すべてが訪問看護ステーションを所有していればよいのかもしれません。
しかし、そうはいかない。
「ホウカンって、一人で利用者様を看るんでしょう?」
「何かあっても、一人で対応しないといけないんでしょう?」
もちろん今までお伝えしてきたように、仲間や医師や薬剤師、ケアマネさんたちの力を借りて、対応できるのですけれど…。
病棟・外来の勤務と訪問看護の勤務の内容の違いに、病院の看護師は戸惑います。
「院内の訪問看護ステーションへの、勤務移動を希望する看護師が少ない」ということは過去に、某々病院の訪問看護ステーションの所長さんからも聞いたことがあります。
また病院としても、看護師が不足しがちな状況で病棟と外来の運営を継続させる方が優先度が高い。
「訪問看護ステーションの開設を検討する段階で、看護師が集められず計画が断念となった」という話も耳に入ってきたことがあります。
今後医療施設数と病床数は減少していくと聞きます。
在宅療養者はますます増えていくことが予想されます。
「ギリギリまで家族と共に、家で頑張って下さい」と言う事なのでしょうか。
認知症の方も、癌の方も。もちろん他の疾患も。障害の方も。
もっと増えると思います。
訪問看護ステーションは、病院所属でもそうでなくても、もっと必要です。
しかも24時間緊急対応を行うステーションが、もっともっと必要です。
今も「医師と連携しての死亡診断や、継続して内服している薬剤限定で処方ができる看護師」の育成と法の整備が進められています。
医師と看護師が不足する未来がもうそこまで来ているのです。
あらら。「今日は私の娘の、実習での体験談を」なんて言いながら、思いっきり話が脱線してしまいました(笑)。
でも、これは現実の話なんです。