ごきげんよう!きいです。
今日は私の娘の、実習での体験談を。
今娘は在宅看護実習で、ある訪問看護ステーションへ通っています。
毎晩毎晩「これってどういうこと?」「なんでこうなるの?」と、まぁうるさいうるさい(笑)。
もちろん親子であっても、利用者様の個人情報に関しては、話しもしなければ聞きもしないですけれど。
救急搬送を体験
指導をしてくれた看護師の判断や、なぜ在宅ではそれが当たり前になってしまうのか?等々、病棟実習とのギャップに戸惑っているようです。
まあ、そこは仕方がないこととして…(笑)。
先日娘は、訪問した利用者様が救急搬送となる現場を体験したのだそうです。
その利用者様は、癌のターミナル。呼吸苦を訴え血中酸素濃度も低下していたのだそうです。
訪問診療医は入っておらず、訪問看護ステーションの母体の某病院へ通院されていた方とのこと。
その訪問看護ステーションは、「某病院に通院している患者様が、訪問看護が必要になった際に利用が開始となるセクション」なんですね。
だからというか、素敵な事に…。
某病院へ「利用者様がこのような状態なので、入院をお願いします」と連絡をすると「はいどうぞ!」的な返事を頂き、救急車を要請。
入院先がすでに決まっているので、あっという間に搬送できたそうなんです。
あら、なんて素敵!
日頃、母が苦労している「入院を受け入れてくれる病院が見つからない問題」をあっさりと飛び越えてしまっています。
ちょっとうらやましい気がします。
「某病院の患者様限定」
ただ、その訪問看護ステーションは「某病院の患者様限定」であり、様々な病院・訪問診療医との連携はありません。
今後の日本に必要な、在宅療養者を支える訪問看護の在り方は、私が勤めるステーションのような「どことでも繋がります」が主になると思います。
利用者様がかかっている医療施設が様々だからです。
たくさんの高齢者。その一人一人が、訪問看護ステーションを所有している医療施設だけに通っている訳ではないからです。
長くなりそうなので…続く!