布団の中から

在宅介護

ごきげんよう。きいです。

今日はお休みです。いつもよりゆっくり目を覚ましました。

もっと眠っていられるな…とかなんとか。

ぽやぽやと考えている時に、別の思考が紛れ込んできます。

昨日の朝、ベッドから転落した利用者様のことです。

その方は息子様と同居中。

室内、ベッド周囲はとてもきれいとは言えません。

ヘルパーさんが入っていても、とても手が回らない程です。

この方のベッド周囲からは色々なものが発見されます。

ハラハラするものがたくさん見つかります。

昨日は転落したお父さんを、息子様がベッドへ上げていてくれたけれど…。

その身体の下敷きになっていたものは「まごのて」でした。

乾いたご飯粒もカチカチに干からびたものは、身体に当たると痛いです。皮膚も傷つけます。

時々、いつのものか分からない内服薬が発見されることもあります。

正しく内服できるようにいろいろ見直しが必要です。

 そして、一番頭が痛いのは。

シーツの焦げ目を見つけたとき。この方、寝たばこをしているのです。

在宅支援者は、医師を始め「タバコは身体によくない」「やめましょう」と言い続けているのですが…。

どうも息子様が買ってきて、お父さんへ渡している模様。

そうしないと不機嫌で怒鳴ったりするようですし、息子様もヘビースモーカーのようですし。

息子様はお父さんの介護に限界を感じているのではないかと思うのですが。

息子様はそれを認めません。

シーツやマットレスに穴が開くだけでなく、火傷の心配もあります。

病気の悪化を招くばかりか、「タバコが吸えない場所(デイやショートステイ)へ行きたくない」という原因にもなります。

そして火事も心配です。

そんな利用者様へ、担当医師は「入院をお勧めします」と連絡をしてきました。

明日、入院を前提に紹介状を持って病院受診となります。

「この方、何日入院していられるか…?」

それが疑問です。

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