胃カメラのコツ

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 ごきげんよう!きいです。

 私、実は「胃カメラが得意!」
 胃カメラを受けることに不安も無く「上手ですね!」と看護師さんに褒められ、あっさりと検査が終わる。
 これ、今回の健康診断までは「皆さん、そうなんだろうな~」と思っていたんです。
だけど、違ったんですね。
私はレアケースだったみたいです(笑)

 「健康診断で胃の検査を必ず受けなくてはいけなくなる」と事務スタッフから言われた年は、胃カメラではなくバリウムを飲みました。
「異常なし」の結果でしたが、その後1週間ほど怠くて眠い日が続いて。
バリウムが身体に合わないんだろうなと思いました。
その後、胃の検査は胃カメラを選択しています。

初めての胃カメラの時は…

 口からカメラを入れる方法と、鼻からのどちらを選ぶか?という問題は、「鼻から」を選択しました。
 理由は「楽だと聞いたから」
 それでも、生まれて初めての胃カメラの時は多少緊張していました。
「元から開いている管(鼻~十二指腸までの消化管)にカメラを通すだけ。刺す訳じゃないし、絶対大丈夫なはず!」という自己暗示をかけ、レッツ・チャレンジ!

 健診センターの採血の後に、「胃をきれいにする薬」と言われたものを飲む。爽やかさに欠けるスポーツドリンクみたいな味。その流れで、粘膜の毛細血管を収縮させる薬を注射器で鼻にチュッと注入されて「ちょっとやな感じ。でも平気」
内視鏡室へ移動し、検査前に麻酔薬を鼻にチュッと注入されて「またまたやな感じ。でも平気」
そしていよいよ、カメラが私の鼻に!
「指より細い!」と心の中で念じるように繰り返して…。
すると…。
「押される感じがしますよ~」
「はい、そこでゴックン!はい、良いですよ~」
という先生の言葉がちゃんと耳に入ってきて、指示に従っているうちに目の前の機械の画面に、私の消化管内部の画像が映し出されていることに気が付きました。
「おおお~!これが私の身体の中なんだ!」という衝撃が走りました!

「それ、胃ですか?」
「そうですよ。逆流性食道炎がありますけど、胃はきれいですね」と言いながらカメラを動かし続ける先生。
看護師さんも優しく背中をさすり続けてくれています。
「あなたの胃は、ちょっと角度が傾いているんですね。入口もちょっと緩いから、逆流しちゃうんですね」
「そうなんですか。カメラじゃなかったら、分からなかったですね」
「胃を膨らませるから、ちょっとゲップを我慢して下さいね」
「はい」
なんて会話をしているうちに、「はい、終わりですよ」とカメラはするすると抜かれて行きました。
その後、鼻の周りも中もジェル状のものがいっぱいあって、たくさんのティッシュペーパーで拭いたり、鼻をかんだりさせて頂きました。
暫くの間は鼻を強くかまないように。飲食をして良い時間は何時からか。という説明を受けて、血圧を測って終了。
「上手でしたよ」と看護師さんに褒められて、無事初めてのカメラが終了したことに安堵しました。

今年の胃カメラは…

 それから数年。
 今年の胃カメラ。
 相変わらず落ち着いて受けることができ、今年の食道の状態はどうか、胃の状態はどうかと先生に質問。
 2年前にバレット食道と指摘されたときよりも状況は良さそうで「大したことないですよ。粘膜にシミができてるくらいに考えても良いんじゃないかな」と言ってもらえて一安心です。
 バレット食道について調べると「癌になる可能性がある」とか「難治性である」と書かれているから、どうしても気になるのです。
 だけど目の前で食道内部を見ながら「大したことはない」と言われるとホッとします。

 検査が終わって、鼻をかみながらまったりしていると、背中をさすって下さった看護師さんから「私、カメラ中に話をする方。初めてです!」と声を掛けられました。
「え?みなさん、違うんですか?」と質問すると「皆さんガチガチに緊張していますよ。私、どこから声がするのか一瞬分かりませんでした」と笑っていらっしゃいました。

 そうか。そうだったんだ。
 みんなガチガチに緊張して…。そういえば他のスタッフも、涙が出るから眼鏡が曇って画面が見えないとか言っていたっけ。
どうやら胃カメラを鼻から通しながら医師と会話をする人はレアケースのようです。
 だから、数少ない「私の自慢できること」に、「胃カメラが上手い」を追加することにします(笑)

 私が思う「胃カメラのコツ」は…。
・とにかくリラックスすること。先生はカメラで進行方向を目で確認しながらカメラを進めてくれるので「大丈夫だ」と思って身体の力を抜きましょう。
・先生の指示に耳を傾け(ゴックンしてとか、ゲップを我慢してとか)、素直に従うこと。
・怖い、痛い、辛い、あの先生は検査がヘタクソ…という前情報には耳を傾けない事。

 ちなみに鼻からが楽か?口からが楽か?という問題は、私自身が鼻からしかカメラを入れたことが無いので、お答えは難しいです。
 私は今の検査に問題はないので、今後も鼻からを選択するつもりです。

はな…
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