個人情報の壁

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 ごきげんよう。きいです。
 今回もぼやきが続きます。本当にすみません…。

 今度のぼやきは仕事でのこと。
個人情報って、どうなの???という気持ちになったことです。

検査の結果が知りたいのです


 ある施設に入居している方。高熱が出て経口摂取が困難になり、点滴が開始。
訪問看護が始まりました。
そして初回訪問で気付いた…。
この方の尿…ビリルビン尿じゃない?
お顔はそうでもないけれど、胸や背中…黄色いよ。
それが日に日に、広がってきています。
本人の意識レベルは変わらないけれど…。


 「点滴が開始になった日に採血をした」と施設スタッフさんから聞いたので、訪問診療のクリニックへ状況報告をしながら、採血の結果を教えて頂けないか?とお願いしてみました。
 返事は「訪問看護さんへはお送りできません。施設にはご本人がいらっしゃるので次回、週明けの訪問診療の際にお渡しします。結果を知りたかったら、施設側と情報共有をして下さい」って…。

 またです。 「個人情報保護」という名の「それじゃあ、状況が読めないじゃん!」っていうやつです。

 今晩にでもこの方が救急搬送になったら、救急隊の方へ「なんだかわからないけれど、身体が黄色いんです」という、すっごく間抜けな報告をすることになります。

そんなの嫌だ~!

 結局、クリニックから施設へ速やかに検査データをFAXして頂き(かなり圧をかけてのお願いをしましたよ!)、施設の看護師さんと情報共有することになりました。


 腎臓も肝臓も膵臓も炎症反応も、白血球数も…ガタガタやん。
何かあったら、すぐにクリニックへ報告!状況により救急搬送!ですよね…この数値は。

一度、言ってみたい。

 私、こういうことがあると頭に浮かぶことがあって…。
絶対にしないし、許されないことだと分かっているから言わないけれど。

「今日はなんだか、ぐったりしています。いつもと違います。バイタルサインは個人情報なので、施設から聞いてください。え、他の情報ですか?個人情報ですからね…。クリニックさんには本人はいらっしゃらないですよね。施設側に伺ったらいかがですか~?」

 そう言ってみたい。

 情報共有って何?
 契約の時に、個人情報保護の説明をすることにはなっているけれど。その中で不必要な情報のやりとりは行いませんが、在宅療養を支えるために必要なところとは連携し情報共有を行いますって説明をしているはずだけれども?
 
 急変の可能性のある方の検査データを共有して、今後のリスクに備えるというアクションは、不必要な情報のやりとりなのか?
どうなんだ?

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