ごきげんよう。きいです。
今朝、4時40分くらいだったかな。
ある音で、目が覚めました。
ちょっと大きなボリュームで「ビー、ビー、ビー。カジデス。カジデス。」という火災警報の音がどこかから聞こえて来るのです。
以前聞いたことがある警報音。
最初に頭に浮かんだのは「うちじゃない…」(笑)
だって、まりぃさんはいないし。
じゃあ、誰?
…あ。最近、お隣に越してきたご婦人かしら?
「火事かもしれない!」って、全然考えない私って、どうなんだろう?
あの音を止める方法って、書いてはいるけれど字が小さいんだよなぁ。
お隣さん、あの字が見えるかな?
寝ているのを叩き起こされるわ。慌てるわ。字は読めないわ。
ああ、そうだった。まりぃさんの時も大変だったなぁ。
頑張れ頑張れ、お隣さん。
(すっかり、お隣さんだと思い込んでいる私!)
お隣のご婦人。
年の頃は80代後半だとお見受けします。
どうやら息子さんと一緒に住んでいるみたい。
朝の8:15頃にデイサービスのお迎えのスタッフさんと、お出かけすることがあるのを、何度かお見掛けしていました。
シルバーカーを押して歩いていましたが、華奢で優しそうな印象。
「おはようございます」と声を掛けると「行って来ます」とにっこり。
…あの方が?火災報知機のボタンを?
…押しちゃうかも知れない。
…まりぃさんも押しちゃって、私も焦ったことがあったし。
インターフォンの横にあるボタンって、押したくなっちゃうんでしょうね…。
そんなことを考えている間に、警報は止まりました。
大騒ぎにもならず、煙も出ず、消防車が来なかったと言う事は…。
やはり火事ではなかったのでしょう。
4時40分という時間…お隣のご婦人、寝ぼけちゃったかな?
ひょっとして、そろそろ認知症の兆し…???
もしかしたら私が体験したようなことが、お隣にも起こるのかも知れない…。
「次は、あなたの番です」って?
…なんかやだなぁ。
これからは、あちこちで似たようなことが起きるかもしれません。
あ、もしかしたら、お隣のご婦人じゃないかも知れないんだった…。
と言う事は…。
また違うどこかで…。
認知症の人は、これからますます増えていくのですから。
あちこちで、夜中に「ビー、ビー、ビー。カジデス。カジデス。」…っていう時が来るのかな?