看護の時間

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ごきげんよう。きいです。

訪問看護の新規の依頼が、次々と舞い込んできています。

只今10件以上の依頼を抱えています。

スタッフ数は4月からも増えません。

むしろ減少です。

これからの在宅介護は、どうなっていくのかと思う事があります。

ある日、仲間が言いました。

「看護は楽しいんだけど。いくらでもできるんだけど。それ以外がね…。」

「それ以外」とは…?

私が普段からブログに書いては、怒ったりしょんぼりしている「他職種との連携やスケジュール調整だったり、ハラスメント案件など」です。

そのスタッフは「もっと看護に集中したい」とも言います。

その気持ち、わかります。

だって私とその仲間が、その会話の後に向かおうとしている利用者様のご家族…。

ハラスメントの人ですから。

「こちらは金を払ってやっているんだから。ちゃんとやってよ。」

「3分遅れてやって来て、謝りもしない人がいる事業所ってどうなの?」

「こっちは素人なんだからさ。あんたたち、プロでしょ?それくらいわかんないの?ちゃんと考えなさいよ!」

何度言われたことでしょう。

その利用者様のケアに入れるスタッフはどんどん限られていきます。

訪問することができるスタッフ。

そのメンバーが誰一人として、喜んで行っている訳ではないことは明らかです。

訪問診療の先生のことも、酷い言い様なのですが。

その先生。

「自分たちが離れると、この家族を診る人がいなくなってしまう」と踏ん張ります。

私たち看護師も、より良い看護を提供しようと励まし合って、気力を保っています。

そうやって支えられて、今があるという事…。

なぜ分からないのだろう。

もちろんそんな人ばかりではありません。

心から一緒にいる時間が楽しいと思える皆さん。

声に出すのは憚られますが、大好き!と思える利用者様。

頑張って回復しようという気持ちがあって、看護師のアドバイスを素直に受け入れて下さって、どんどん元気になっていく利用者様。

そんな方々の方がたくさんいる筈なのに!

少数の人のために、私達のモチベーションが下がって、憂鬱で、言葉に傷つけられて。

本当に良くないです。

「私たちにも、そうさせる原因があるのではないか?」…それは散々振り返って来ました。

それを振り返り、考える時間。

それも看護の時間…ではあるのですけれど…。

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