訪問看護を卒業

在宅介護

ごきげんよう!きいです。

訪問看護を利用していらっしゃる利用者様…。

長いお付き合いになる方は、既に10年以上になっている方もいらっしゃいます。

しかし短いお付き合いの方は、24時間以内という方も…。

お別れの理由は様々なんです。

やはり仕事の内容が内容なので、一番多いお別れは「死亡による終了」です。

自宅での看取りだけではなく、病院へ入院後・救急搬送後。

外出先で…という事も稀にあります。

それ以外には、「施設入所」を迎えてのお別れ。

少数派が「転居」。

遠方に住むこども世帯との同居開始のケースです。

ですが、寂しいけれど喜ばしいお別れもあります。

それが「在宅から通所への移行」や「軽快・治癒を迎えての卒業」「手技を獲得しての卒業」です。

「在宅から通所への移行」は、リハビリスタッフや看護師に訪問してもらう状況からステップアップし、定期的にデイケアやデイサービス、通いの場などを利用して過ごし、ケアを受けるという方向転換です。

体調が安定した。体力も付いてきた。外に出る自信がついた。人と会っても良いという気持ちになった。

素敵な事ですね!

もちろん、しばらくの間は訪問看護とデイを併用し、様子を見ながら徐々にデイの回数を増やす…というのが多く、いきなりバサッと切られるように終了となるのはレアなケースです。

「軽快・治癒を迎えての卒業」「手技を獲得しての卒業」は、褥瘡や創傷が治癒した・処置が不要になった・医療的ケアを自分や家族ができるようになった、などのケースです。

これも努力の甲斐があってのことですね!

実は今日、3月いっぱいでリハビリを卒業される利用者様が、わざわざ歩いて事務所に挨拶に来て下さったのです。

ニコニコ笑いながら、「皆さんと歩行訓練したことは忘れません。一緒に休んだベンチを見る度に皆さんを思い出します!」と宣言されました!

感動です!!!

やはり「卒業」は、喜びがあって良いですね!

これからの人生…お元気に、そしてご機嫌で過ごして頂きたいです!

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