喧嘩はしません

在宅介護

 ごきげんよう。きいです。
 まりいさんの面会の後、仕事に戻って担当者会議。
しっかりと出席させていただきました!

 新型コロナ感染症のために、外出制限だの人が集まることを避ける必要があった時は開催がストップしてしまった「担当者会議」。

 関係するサービス(訪問ヘルパーや福祉用具、リハビリテーション、訪問入浴、訪問看護等)の担当者が集まり、利用者様の現状について共有し、介護の計画に沿ったケアが行えているか、方向性や問題点についてを見直したり検討する会議です。

 開催が困難な時には、殆どが文書での照会で済まされていました。
ようやく顔を合わせて話し合えるようになってきたことは、各事業所が連携を図る上でとても嬉しいことです。

 今回の会議は、度々転倒する利用者様と娘様とペットの犬。そしてケアマネさん、訪問リハビリの理学療法士さん、私というメンバーでの開催です。
 犬は人が集まったことが嬉しいらしく、興奮して車座になって話し合う私達の間を駆け回り、途中退場となりました(笑)。

 私は訪問の際に娘様から伺っていた今後の希望が、理学療法士の目指すところと合っているかがずっと心配でした。

「父はお箸でご飯が食べられるようになりたいっていうけれど、リハさんは足の筋トレが中心で…」
「リハさんがデイの通所を勧めるけれど、帰宅後ベッドにたどり着く前に転ばないかと心配で…」
「リハビリの時間を短くしたいと言われて…」
「リハビリの担当者が変わって、時間も変更になるって言われて…」
と不安とちょっぴりの不満を感じているご様子もありました。

「こりゃまずい」

 私はリハビリ担当者との面識がなく、先ずはご挨拶と情報共有からと担当者へ電話を入れたのですが…不在。
 夕方に折り返しの電話がありましたが、「ザ・業務連絡」という感じ。
次に訪問した際には「リハさんが持ってきてくれました」と歩行器が置いてありました。
うーん。
この担当者へ、娘様の現状や不安を上手く伝えるには…。
 そしてリハビリ担当者の変更やそれに伴う時間の変更(それも、看護師が訪問している曜日と時間にブッキングしようとしてくるじゃありませんか!)の連絡を、改めてケアマネさんから頂いた時。
「担当者会議、やりませんか?」
そう提案したのは私です。
言い出しっぺなんです。

 だからね。
 その開催日が、元々私が休みの希望を入れていた日でも。
リハさんの都合が優先のセッティングになっても。
参加しないとね。

 喧嘩はしませんでしたよ。
 ちゃんと娘様が不安に思っている事やご要望を伝えられるようにバックアップさせて頂きました。

「どうして60分から40分に変わることになったんですか?」
ここは、ちょっぴり毒を込めて発言させて頂きました。
へへへ。

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