認知症研修

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 ごきげんよう!きいです。

 この週末。まりぃさんの面会もありましたが、研修にも参加しましたよ。

 認知症予防や治療についての市民講座。楽しかったです。

 認知症予防や支援活動は大きな変わりは無し…という印象ですが、「変わりは無いものの、基盤がしっかりした」という実感がありました。

 だけど「もっと!」という部分も。

 それは「若い世代からの介護への意識向上が必要」ということ。
若い世代と言っても、ヤングケアラーということではなくて。
30代位でも親の介護が始まることがあるのだから。
介護の予備知識が楽しく広まるといいなと思いました。

 そして今回は「治療」の話で「レカネマブ投与の診断基準」についての話が聞けました。

 レカネマブは、新しいアミロイド抗体薬。早い話が、脳の神経細胞に溜まって認知機能を低下させるアミロイドを除去するもの。

 投与対象が「軽度認知症」であることや、投与方法が点滴であること。軽度認知症であることの診断のために、検査を受けなくてはいけないことなどから、「認知症の治療薬って言っても…」というムードが流れましたね。

 アミロイドは、認知症の症状が出始める20年前から溜まり始めていて、その状況を検査するためにはアミロイドPETや髄液検査等を受ける必要があります。
 髄液を調べるには痛い思いをしなくてはいけない。
しかも保険が効かない。
アミロイドPETに至っては、30~40万円の費用が必要なんですって!
 検査を受けて「アミロイドは少ししか溜まっていないので、大丈夫ですよ」って言われて「ああ、良かった!」と思える金額かどうか…。

 そこで、今回耳に入った嬉しい情報!
「血液検査でタウタンパクを調べるバイオマーカーが進歩している」
つまり、採血検査で「アルツハイマー型認知症の原因になる物質が溜まっているか否か」がわかる日が近い?らしい。

 それなら、健康診断のオプションで調べることができそうです。

 これが実現したら「自分は将来、アルツハイマー型認知症になるのか?なるとしたら何年後くらいなのか?」が分かるかもしれない!

 そしたら、発症する前にいろいろ準備(終活など)ができるじゃない?

 治療もそうだけど、備えることも大切だと思うから。
早く「血液検査で軽度認知症診断」が実現して欲しい!

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