血糖値の心配は?

介護の現実

 ごきげんよう!きいです。

 前回<グルメな兄>で兄が甘いものを好んで食べたり飲んだりしていることをお伝えしました。その原因は味覚障害によるものか?という結末だったのですけれど…。

 良く考えると〝普通そんなふうに甘いものをたくさん摂っていると、血糖値が上がってしまうのではないか?〟という疑問が湧いてきます。

さて、兄の血糖値問題。これは本当に問題なのでしょうか?

血糖値を問題視する?

 私の場合は、問題視しませんでした。

その理由は二つあります。

 一つ目の理由は、兄の食事摂取量が通常の半分程度に減っていたからです。

食事をモリモリ食べた上に、甘いものを摂っていたのであれば、それは問題です。

でも兄はそうではない。

どちらかというと、低栄養なのです。

何とかカロリーを摂ろうと必死でした。

糖分だって、塩分だって、油分だって。摂れるものなら摂って欲しかったのです。

もう一つの理由。在宅での緩和医療では、あまり採血は行われません。血糖値という数字にこだわらず、高血糖と思われる症状が見られ、その治療を行う時に数値が必要になるのです。

兄に高血糖の症状は見られません。

もしそのような症状があった時には、水やお茶を飲んで様子を見ることになるでしょう。

実際、兄の希望で採血を行ったことがありますが、その際には「ちょっと高めだね」と言っただけで、先生は問題視しませんでした。

 

本日の結論:兄の場合、血糖値は問題視しない。

以上。きいでした。

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