台所の危険

介護の現実


 ごきげんよう。きいです。

 利用者様のご家族から伺った「危険だと思ったこと」の数々。
どうも一番の危険地帯は、台所のようです。
 
 私が伺ったのは「炭酸飲料をお燗して温めた」という話。
その男性は、時々缶コーヒーをお鍋でお燗をして温めるということがあったのだそう。
それがある日、気が付けば温められているのは炭酸飲料
爆発してしまう可能性がありました。

 他の方でも、電子レンジでレトルト食品をそのままチン!からのバン!

 アルミホイルにくるんだ食品をレンチンからの発火!

コンロで鍋を焦がすことも良く聞きますが、電子レンジも十分な注意が必要です。

「在宅酸素を使用している方が、カヌラを付けたままコンロで料理をしていた」というヘルパーさんの報告を聞いた時にも、ぞっとしました。

 認知機能が低下した高齢者の在宅療養…。
本当に危険がいっぱいです!

 もし、そのようなことがご家族にあったとしたら。

レトルトは必ず開封。アルミホイルは置かない。炭酸飲料は買わない。
そんな注意を払っての介護支援は大変です。

それが難しい時や利用者様が独居の場合には…。

私だったら、独居生活・在宅生活の継続は困難だと判断します。
独居ではなくても、ご家族が不在の時間に火事や爆発事故を起こす可能性があるのならば。
近隣住人を巻き込む事故を起こす可能性があるのなら。

家族との同居もしくは、施設入所での安全確保が必要だと思います。

まりぃさんの場合は、電子レンジは「使い方がわからない」と言って触ることが無かったのです。それは助かっていました。

だけど、それでも気は許せませんでした。

人を巻き込む事故。本当に怖いです。

タイトルとURLをコピーしました