まりぃさんがまた…。

母の介護

 ごきげんよう。きいです。

 今日はピンチヒッターで緊急待機です。

 予定訪問の方の処置も担当します。

 今朝1件目の訪問の方のご自宅に到着した時。

 私のスマホが鳴りました。表示されているのは「N」の文字。

 あらら?

 「また転んだ?」

 「熱でも出した?」

 「もしかして誤嚥?」

 電話に出る前、またもや同じ言葉が浮かんできました…。

 そして、今回は大当たりでした!

 「昨夜の12:30頃なんですが、お部屋からドーンと音がして、スタッフが駆け付けたとき、まりぃさんが額から出血を…」と申し訳なさそうなSさん。

 どうやら、転倒して額を壁にぶつけた可能性があり、額に2㎝くらいの切創と出血。スタッフさんの処置で、もう出血は止まっているとのこと。

 今日は日曜日で、協力病院であるO病院は整形外科が当直。CTが撮れない。

 とりあえず受診をして傷の処置を受け、頭部の検査は明日以降に主治医へ相談にするか…。

 それとも、頭の検査のために救急当番の病院を受診するか…。

 そのどちらを選択しますか?という相談です。

 動きもいつもと変わらず、朝食もいつも通りに食べ、嘔気も無いとのこと。

 それならば、「今日は傷の処置を受けて明日以降医師に相談」でお願いしますと答えました。

 そんな日に限って、予定訪問だけでは済まず、緊急訪問が2件。

 Sさんから受診結果の報告が入ったのも、緊急訪問の最中でした。

 「4針縫いました…。」

 またまた申し訳なさそうに謝ってくれるSさん。

 「睡眠センサーが導入になっているのに、役に立たない!」と言って怒ってくれるSさん。

 私の代わりに受診に付き添って頂いてありがとうございます。

 もし傍に私がいたとしても、転ぶのを止められないと思います。

 「本当に迷惑をおかけしてすみません。」そう思います。

 まりぃさんが転んでしまうのは、もうどうしようもなくて。

 薬を盛るわけにも、ベッドに縛り付ける訳にも行かないし。

 「寝てよ」は昔から散々行ってきたし。

 それでも夜には起きて、歩き回って、そして転ぶ。

 家族だから言っても良いかな…。

 「まりぃさんが歩けなくなれば…」そう考えたこと…何度もあります。

 悪い娘です。

 

 

 

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