自筆証書遺言書の見本

介護の現実

 ごきげんよう。きいです。

<兄の相続~其の三~>でお伝えした「自筆証書遺言書」の作成。

 手書きで書き残す遺言書です。

 今回は、司法書士さんが「これを見本に、お兄様に書いてもらって下さい」と私に持たせてくれた見本をご紹介します。

頭に入れておくこと

 この見本をお披露目したからどうだってことではないのですけれど。

 ここで目にしておくことが、どこかにいる誰か…私のようにおひとりさまの兄弟の看取りに関わる方のお役に立てばと思いまして。

 ただそれだけなのです。

この文書は「本来の相続人(まりぃさん)とは違う人(きい)に財産を残したい」というケースで使う物。だから「相続」という文言ではなく「遺贈」になっています。

 そして、兄弟が一人だから「全ての財産」となっていますが、複数人いる場合にはその割合を記載するそうです。

 今、いろいろなところで自筆証書遺言書の書き方の見本を目にすることができます。

 ただ「遺言を残したい人の状況により、文言や内容が異なってくる」という事を頭に入れておく必要があるようです。

 せっかくの遺言書が「無効」にならないように注意が必要なのですね。

えい君の遺言書(見本)

 遺言書

遺言者は、遺言者の有する全ての財産を 妹〇〇〇〇      

    (生年月日 昭和〇〇年〇〇月〇〇日)に遺贈する。

遺言者は、この遺言の遺言執行者として、次の者を指定する。

    住所 県〇〇市〇〇町〇丁目〇〇番地〇〇

    職業 

      氏名 〇〇〇〇

    生年月日 昭和〇〇年〇〇月〇〇日

    令和 年 月 日

    住所 〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇〇番地〇〇

    氏名 〇〇〇〇           印

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