困ったことが起きています

介護の現実

 ごきげんよう。きいです。

 昨日はY先生から頂いた、兄と私用の自筆証書遺言書の見本をご紹介しました。

その内容、先生が下さったA4サイズのひな型の見本を見ながら、兄は頑張って書きました。

とても頑張って、兄の魂がこもっているかの如く必死で書きました。

 そして今、私にとって困ったことが起きています。

頑張って書きました

 病床で兄は頑張って自分の遺言書を書きました。

一文字でも書き間違えたら、書き直しが望ましいとのこと。

一文字一文字、それは必死で書きました。

 それがこれ。

 必死感は痛いほど伝わってきます。

 だけど、元気な時の兄の字とは全然違う。

 この自筆証書遺言書を書いてから数日が経ち、兄の字はもっとしっかりとし、元気な時の字に戻って来ました。

「前に書いたやつ。もう一度きれいに書き直さない?」

私は兄に相談しました。

兄は言います。

「一回書いたから、もういい」

 しまったぁ…。必死で書いた日が、タイミングとしてどうだったのか…。

もうちょっと回復を待ってからの方が良かったんだろうなぁ。

 この遺言書。いざという時に使うことになったら…

「本当にお兄様が書かれたものですか?」って疑われないかしら…。

 日を改め、もう一度兄に同じことを聞いてみました。

 「俺が良いって言っているんだから、良いんだ」

 そうですか…。

 私はおおいに不安です。

 一度Y先生の事務所へ持参して見て頂いたところ、「大丈夫でしょう…」と言って下さいましたが。

まだなんだかモヤモヤしています。 早く公正証書遺言を作りたいです。

タイトルとURLをコピーしました