「新型コロナ感染者数の全数把握見直し」

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 ごきげんよう!きいです。

最近話題になっていますね「新型コロナ感染者数の全数把握見直し」。

医療機関の負担軽減が目的です。

医療機関が入力する画面を見ると、確かに入力に時間がかかりそう。

それに「間違えないで下さい」って…。

負担軽減

 「間違えないで下さい」って?

 そりゃあそうでしょうけれども。

 電話番号を入力ミスすると、感染者がMY- HER-SYS(マイハーシス)へ登録するためのショートメールが届かなくなりますから。

 だけど…。

 発熱外来でガウンを着てものすごい数の患者様を診療して。

それだけでも疲れるのに間違いが許されない入力作業を、陽性者の数だけこなさないといけない。

かなりの負担です!

 そこで出てきたのが「新型コロナ感染者数の全数把握見直し」という案。

「自治体の判断で」から「全国一律」へ。

医療機関は保健所に対して、低リスクの患者様は人数だけを報告。高リスクの方は発生届を提出。

これだけでも負担はかなり減るのではないでしょうか。

そしてHER-SYS(ハーシス)の入力簡素化。

入力項目が15から7へ減らすことも検討中。ワクチン接種歴や検体採取日の入力を不要にするそう。確かに医療機関が入力しなくても、患者本人がMY- HER-SYS(マイハーシス)で入力すればいい。

そうだそうだ!

未来を見据えて

だけど、そのためには一人一人の感染対策への意識が絶対に必要!

抗原検査キットの購入やフォローアップセンターの利用も、もっと手軽にできるようになるといいと思う。

感染対策への意識を高めるにはどうすれば良いんだろうと本当に思う事があります。

だってこのご時世に、検査を拒否する熱発者もいるんだもの(本当の話)。

理由は「陽性の結果が出ると困るから」。

検査を受けて頂くための説得までしなくてはいけない。

本当に現場は大変です!

 HER-SYS(ハーシス)やMY- HER-SYS(マイハーシス)。

コロナが収束したら、どうなるんだろう。

もし今後、何かしらの感染症拡大が起こった時に再利用できるだろうか?

感染拡大だけじゃなくてもいい。何かに役立てられるようにして欲しいです。

 そして、地域医療情報連携ネットワーク。

何億円というお金を使って構築したシステムが全く利用されていなかったり、利用が低調であるという自治体がある。

これ、この新型コロナ感染拡大への対策で何とかうまく使えなかったのかなぁって思う。

新しいものやシステムをどんどん作るのもいいけれど。

今後の将来的なことも考えて、活かせていなかったシステムを再構築したり、今まであるものをブラッシュアップできる機会にしても良いのではないかと思います。

 意味があるから作ったんだもの。非常事態をシステム導入や改善の起爆剤にできれば良いのにと思います。

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