認知症の介護

介護の現実

 ごきげんよう!きいです。

 最近、認知症の方の介護が増えています。

 へ?

 そう思われた方…多数いらっしゃるのではないでしょうか?

 今更何を?

 いえいえ。実は「認知症の方が介護者として、お病気の妻や夫を介護されているケース」が、めきめきと増えているのです。

支援を受けながら

 物忘れがあったり、お薬の管理ができないこともあります。

 上手くできないことも多く、お病気のパートナーの方がちょっと気の毒な状況になってしまうこともあります。

 それでも今のところは、介護サービスの支援を受けながら頑張っていらっしゃいます。

 ほほえましいと感じることもあれば、時にはヒヤヒヤして心配のあまり、看護師から電話訪問をすることもあります。

 そんな方々のお子さん方。

 介護をしている認知症の親御様の事を「軽く見がち」なことが気になります。

 同居はされていないことの方が多いかな?
 同居している場合でも、子供さんは就労していて日中不在のことが多いかな?

 薬の管理が難しくなったようだと伝えれば「この間までできていたんですけどねぇ。」

 お金の管理が難しくなったようだと伝えれば「あれぇ?この間、ちゃんと説明したんだけどなぁ。忘れちゃったんでしょうかね?」と…。

 介護をしている認知症の親御様を大切に思い、感謝の気持ちがあるのか…?

 ないのか?

 あって欲しいけれど。

 できないこと、失敗することを責めないで、あしらわないで、力を合わせて欲しいのだけれど…。

時間の問題

認知症の介護者の皆様。

「何とかできている」ができるだけ長く続いて欲しい気はします。

だけど、それは時間の問題でもあります。

「いよいよできなくなった」が早いか。
「利用者様の介護が終わる」が早いか。

「いよいよできなくなった」が早ければ、次は介護者の変更か。
それとも、施設入所か。

このような問題が、今あちこちで起きています。

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