ここの所、ずっと同じ方の話ですみません。
改めまして、きいです。
ずっとあの利用者様の事を考えていて…、あることを思い出しました。
実はしばらく前に、あるお国からの留学生さんがやって来ました。
そのお国は、利用者様の自宅へ訪問して看護を提供する「訪問看護」が一般的ではないのだそうです。
「じゃあ、病院から退院した皆さんは、どこで医療や介護の支援を受けるのか?」という事になりますね。
「ナーシングホームが一般的」なのだそうです。
ステーションに研修に来てくれた留学生さんは「日本の訪問看護を知る」という目的がありました。
そのため、訪問看護とはどんなものなのかをお伝えすることで時間は流れました。
私…すごく「あなたのお国の、ナーシングホームってどんな風なんですか?」って知りたかった!
そこのところ…。すごく残念!
後で調べてみると、日本では「ナーシングホーム」という施設のスタイルは、明確な定義が無いようです。
介護施設には当てはまらず、有料老人ホームの類になるらしい。
そのほとんどに看護師が24時間配置され、医療依存度が高い方が入居対象で、緩和ケアや看取りにも対応。
「病院ではないけれど、看護師やリハビリスタッフがしっかりケアをできる施設。」
独居の方の看取り…。
あららららら…。
なぜ、「ナーシングホーム」が日本では多くないのか?
なぜなんだ?
「ただでさえ、看護師が不足しているのに…。」
そういう事か?
そうなのか?
これからもっと必要になる施設だと思うのだけれど…。