入院が多い…。

介護の現実

ごきげんよう。きいです。

最近の利用者様のご様子について。

例年は、この季節…。

「桜が見れるか?見れないか?」というがんの末期の方がある程度の人数いらっしゃるのに。

今年はなぜか、それが少ない。

入院をされてそのままお別れになってしまう「がん以外のお病気の方」が多いのです。

では、「がん以外のお病気の方」とは…?

誤嚥性肺炎です。

訪問看護を利用される方々は、何かしらの疾患や障がいをお持ちです。

それが原因で…ではなく、誤嚥性肺炎を合併して呼吸状態や全身状態が悪化して入院。

治療の甲斐なく、お別れとなってしまっているのです。

誤嚥は「食べ物を食べなくても、唾液が原因でも起こすもの」です。

日頃から口腔ケアや嚥下機能維持のためのリハビリも大切です。

本当に「口(くち)」を甘く見てはいけませんね。

 今年度の報酬改定でも、「口腔内の状況をきちんと評価しなさいよ」「その結果をしかるべきところと連携を図りなさいよ」と、国が打ち出してきましたね。

 在宅療養をされている皆さんへ、私達は…。

しっかり食べられていますか?自分の歯は何本ありますか?入れ歯はお持ちですか?それを使われていますか?きちんと消毒されていますか?不具合はありませんか?定期的に歯医者さんにフォローしてもらっていますか?口の中、歯茎から出血していませんか?痛みはないですか?炎症の所見が無いか見せて下さい。

………。

それを定期的に評価しないといけなくなるのですね。

………。

頑張ります。

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