「入院しますか?」

介護の現実

 ごきげんよう。きいです。

 兄の状況に何一つも改善は見られません。同じような状況で時間は過ぎて行きます。

救急搬送が必要な状況になっていない事だけが、ただ一つ「良かった」と言えることかもしれません。

 Y先生も訪問診療に来てくださいました。電話で話す兄の様子がやはりぼんやりしている事から、予定よりも早い時間にスケジュールを調整して下さいました。

Y先生

 先生が兄へ電話をしたのは、訪問診療に入る時間が早まりそうだけれど、大丈夫だろうか?という確認のためだったそうです。

 それに対する兄の返答や考える時間の長さから、先生は「いつもと違う」ということを強く察して下さり「今から行きます」に変更となりました。

 到着して兄の様子を見て、診察と採血。

そして兄に「ご自宅で過ごすことが大変ではないですか?緩和病棟へ入院しますか?」と聞いて下さったそうです。

 それに対して兄は…。決めることができなかったそうです。

そうY先生から連絡がありました。

そして「何かあったらいつでも連絡下さい」と。

訪問看護

 明日は訪問看護です。訪問看護でまた改めて検討します。

病院の退院調整看護師のTさんへは、兄の状況について報告の連絡を入れてあります。

兄の〝訪問看護サマリー(在宅で過ごした期間の経過や本人・家族の気持ち、継続が必要な事をまとめた文書)〟も、あと少し書き加えるだけですぐに送れるようにしてあります。

その時の兄は、今とまた何かが違っているかもしれません。

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