おはようございます!きいです。
実は今回、訪問サービスを利用されている皆様へ、お願い事があります。
それは「もし発熱したら、訪問サービスのスタッフが自宅へお伺いする前に、連絡を下さい」ということです。
感染を防ぐために
実は、訪問看護師や訪問ヘルパーがご自宅でケアをするとき。利用者様や同居のご家族に発熱等の症状があり、新型コロナ感染症の可能性が有る場合には、感染予防の体制をとらないといけません。
そもそも訪問サービスというものは、利用者様のご家庭へスタッフが移動する必要があります。
一日に何件も訪問するため、私達は感染を広げる原因にならないように、毎回注意を払っています。
発熱等の症状があり、新型コロナ感染症の可能性がある場合には、利用者様へのケア内容によっては(リハビリや体調確認、食事指導などの急を要しないもの)はお休み頂いて、受診をお勧めします。
どうしても訪問を休むことができない方(体調が悪くケアが無いとさらに悪化の可能性が有る方や点滴が必要だったり、重度の褥瘡の処置が必要等)の場合には、感染が否定されるまでは「陽性かもしれない」ためにガウンテクニックをし、感染予防をして訪問します。
しかし、私達は事前に連絡を頂くことが無かったために、発熱等の症状があったことを知らず、ガウン等感染予防の体制をとらない状態で訪問してしまうケースがあるのです。
中には、約一時間のケアをした退室直前に「あ、そういえば。言い忘れていましたが、実は妻は一昨日と昨日、熱があったんです。今日は熱が下がっていますが、今朝も喉が痛いって言っていました」という報告を受け、蒼ざめることがあるのです。
それでもしその奥様が、検査の結果陽性だったら。
その利用者様も訪問の後に症状が出現し、検査の結果が陽性だったら。
知らずに訪問したスタッフは、濃厚接触者として出勤を停止しないといけなくなります。
実はその、訪問してから症状があったことを知らされることが少なくないのです。
なので、どうか訪問サ-ビスを利用されている皆様へお願いです。
発熱等の新型コロナ感染症の症状が見られる方(ご家族も含め)は、訪問スタッフがご自宅へ足を運ぶ前に、ご一報ください!
症状が軽くその可能性は低いと思っても、サービスを提供する側には対応するための注意や準備が必要なのです。
どうぞよろしくお願いします!