“おうちで避難”という選択

在宅介護

 ごきげんよう!きいです。

 もし今、大きな災害が起こったら。まりぃさんと私は、どこでどうやって過ごすことになるのでしょう?前回の<まりぃさんはどこへ逃げればいい?>では、なぜ指定避難所へまりぃさんを連れて行きたくないのかを考えてみました。では〝在宅避難〟という選択をしようと考えたときに、果たしてそれは叶うのでしょうか?

在宅避難をするために必要な事

 災害時に家にいたいと考えるのならば、先ずは家が安全な場所でなければいけません。

 川の氾濫が起きる場所や、がけ崩れの危険がある場所に家がある。

家が倒壊しかけている、火災の恐れがあるなどの場合には、どんなに家にいたいと言っても難しい。

 家の「立地」と、「建物」の安全をしっかりと確かめましょう。

 ちなみに我が家がある地区は、ハザードマップによると水害や土砂崩れの危険は低いところ。

 良かった。

1,家の「建物」の危険を見極める。

・自宅の柱や壁に大きな謡ではひび割れがないか。崩れているところがないか。

・燐家の倒壊・火災などで自宅に影響があるかどうか。

・自宅が水害や土砂災害の被害を受け、生活できる状態ではなくなっていないか。

・ガスや煙など、いつもと違う臭いがしないか。

・火災報知器が作動していないか。

2,身体の安全を守る。

・家の中で割れたガラスや危険物が散らばっていないか。落ち着いて過ごすスペースがあるか。

・布団やベッドの周囲には上から物が落ちたり、倒れてきている物がないか。

・夜間でも外へ逃げだせる環境であるか(明るさの確保・人が通ることができるスペースがあるかどうか)。

・暑さや寒さをしのげるか。

・安全を確認したうえで、電気のブレーカーやガスの安全装置を復旧させたか。

・持病の処方薬が足りるか。家庭用医薬品があるか。

・マスクや消毒液、ビニール袋やオムツや尿とりパッド、おしりふき等、必要な衛生材料があるかどうか。

・家族全員分、3日分以上の食べ物や飲み物があるか。

3.普段の生活を守る。

・水道が使える又は、備蓄の飲み物があるか。

・風呂に水が残っているか。

・簡易トイレキットなどがあるか。

・ガス器具やカセット式コンロがあり、料理が作れるかどうか。

・ラジオやテレビ、スマートフォン等を使って外部の状況を把握し、情報交換ができるかどうか。

・近所に二人以上知り合いがいるか。

・予備の電池・蓄電池・自家用車のバッテリー機能を使えるか。

以上3つの項目を確認し、在宅避難が可能かどうかを考えてみましょう。

無理は禁物。冷静に考えて、もし無理ならばまずは避難所へ行ってから考えても良いんです。

我が家の場合

 我が家の場合は、日持ちする食品やペットボトルの水などを買ってはありますが、賞味期限が切れる前にと、食べて…。買い足してないものもあるような。

 あと、まりぃさんが食べられるもの。日持ちはするけれど硬すぎたり、のどに詰まらせないものを備えておかなくっちゃ。

 甘いものやフルーツ缶も必要って、自衛隊の教えであったし…。

 もう一度見直そう。

 まりぃさんの薬も切らさないように注意しないと。

 電気やスマホのバッテリーはいつも心配。

車のガソリンはいつも半分以下にしないように注意して、シガーソケットから充電できるアイテムを活用。車はカーラジオも使えるし、上手く利用したいですね。

 大丈夫だと思っていても、うちはエレベーターが停まっただけで大変な目に遭う家族だという自覚も持たないといけないなぁ。

苦い思い出です。

※在宅避難を開始していても、自分や家族の体調が悪くなった時は、迷わず外部に助けを求めましょう。

※指定避難所へも足を運び、現状の確認や支援物資・備蓄品の利用についての情報を入手しましょう。

※気持ちが辛くならないように、人との会話を大切にしましょう。

☆本当は、災害が起きないことを願いたいんだけどなぁ。

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