福祉用具は、購入かレンタルか?

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 ごきげんよう。きいです。

 購入が良いのか?借りるのが良いか?という問題。

 大きいものでは「自分が住む家」。

 小さいものでは、成人式の着物やパーティードレスなどのフォーマルな衣装。
本や家具など、なんでも…。今は買うか借りるかを選ぶことができます。

「選ぶ」があれば、そこに「迷う」が付いてくることが多いですよね。

 在宅介護でも、福祉用具を購入するかレンタルするかで迷われる方が多くいらっしゃいます。

購入かレンタルか

 どうしても購入しないといけないものは「衛生的な問題で、使いまわしができないもの」が挙げられます。

 例えばポータブルトイレや尿器。シャワーチェア。吸引器のチューブやボトルの部分などです。

 それ以外の、介護用ベッドやベッド柵・マットレス・テーブル・車椅子・移動用リフト・歩行器・手摺り・点滴台など、ここに挙げきることができないくらい多数のものはレンタルすることができます。

 実はある利用者様のご家族様。

「買うのとレンタルと、どちらがお得か?」を考え、「長く使うのなら買っちゃえば?」と仰います。

 私は、そんな娘様へ「よく考えた方が良いですよ」と情報提供をしたのです。

介護保険を利用


 福祉用具は、介護保険を利用して、少ない自己負担で購入することができます。

 レンタルも安価で借りることができます。

 そのためには介護保険を申請し、ケアマネさんと契約し、福祉用具専門支援員のいる事業所とも契約をする必要があります。

「ここはなんだか大変そう」と思わずに「必ず通る道」だと思って、信頼できる事業所と契約しておくことが必要です。

 そして、私は個人的にレンタルの方が断然お得だと思います。
その理由は…。
・しっかりメンテナンスをしてもらうことができる。
・不具合があればすぐに交換をしてもらうことができる。
・身体機能の変化に応じて、速やかに・柔軟に交換してもらえる。
・それらの手配はケアマネさんが助けてくれる。
・使わなくなった福祉用具は回収してくれる。

 身体機能は、良くも悪くも変化するものです。困ったらケアマネさんへ連絡。すると福祉用具専門支援員さんへ連絡、確認に来てもらうことができ、相談することもできます。

 自分があちこちの店舗を見て回ったり、重いものを運んだり組み立てたりする必要もありません。
そのように対応してもらえるのは、絶対に良い話だと思います。
それに、「回収してもらえる」ことも…。


利用者様のご家族さま。
しっかりと私の話を聞いて下さいました。

もちろん選択は自由です。
その方の事情によっても異なりますので、まずはケアマネさんとご相談いただくのが一番の「お得」への早道だと思います!

私も兄の時、相談・設置・回収だけでなく、「ダブルベッドを解体してしまう」まですべて無料でやって頂きました。

ありがたかったです!

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