ごきげんよう!きいです。
前回からの続き…在宅における高齢者虐待についてです。
高齢者虐待は増えているということ。
そして認知症介護は大変で、虐待に繋がるリスクが高いということ…。
高齢者側のリスクとして挙げられている事について…等をお伝えしました。
今回は、介護者側のリスクについて考えてみたいと思います。
養護者・介護者側のリスクについて
養護者・介護者側のリスクについて
・高齢であったり、病気・身体障害がある
・自分のことで精一杯、仕事が忙しい
・薬物・アルコール・ギャンブルに依存している
・介護や生活において、こだわりの強さがある
・ごまかしが見られる
・周囲に疲労を訴えず、弱音をはかない
・質問や困りごとの相談先がない
・ストレスへの対処の難しさがある
・判断力が十分ではない
・介護が十分に行えずおろそかになっている状況がある
・介護に精神的にも身体的にも疲労している
・介護や認知症に対する正しい知識を持っていない
・介護を受ける人に対して、無関心である
・生活における変化があった
・介護をきっかけとする退職や失業をしている
・自分の自由になる時間が持てていない
・食事に手を掛けられていない
・入浴や着替えなどの介護頻度が減少している
・経済的不安・困窮
・相談相手・介護の協力者がいない
・社会資源や公的なサービスへの不信感がある
・介護サービスの利用に対する抵抗感がある
・外部との交流が減った
・コミュニケーションを取りたがらない、上手くない
・他者の声に耳を傾けない
…などが挙げられています。
いかがですか?
あなたはこれに当てはまりますか?
介護者側に「介護の負担が大きい」「そもそも介護を理解していない」「助けを求められない状況がある」等の現状があるとリスクが高まるのですね。
やはり親の介護が始まる前に…。
・高齢化・老化・介護について知っておく
・介護サービスについて知り、ヘルプを出せるようにしておく
・介護をする準備資金について親と十分相談しておく
…などが必要ではないかと思われます。
私がまりぃさんを虐待せずに済んだ理由
私も認知症の母、まりぃさんの介護を経験しているので「親を虐待するなんて、酷い!考えられない!」とは言えません。
私も虐待するかも知れなかった。
これ、本心です。
私がまりぃさんを虐待せずに済んだ理由は…。
・高齢化・老化・介護について知っていた
・介護サービスについて知っていて、職場の理解を得るようにして、担当ケアマネであるのんさんにヘルプを出せていた
・仕事を継続できていたので、介護資金は何とかなっていた
・このブログを始めて、自分に向き合うことができ、ストレスの発散にもなっていた
…これが大きかったと思います。
それでも「顔色が土色だよ。早く帰って寝なよ」と言われる始末で…。
ギリギリだったのかも。
本当に本当に…介護って大変です!