ごきげんよう!きいです。
前回からの続き…在宅における高齢者虐待についてです。
高齢者虐待は増えているということ。
そして認知症介護は大変で、虐待に繋がるリスクが高いということ…。
高齢者側のリスクとして挙げられている事について…等をお伝えしました。
今回は、介護者側のリスクについて考えてみたいと思います。
養護者・介護者側のリスクについて
養護者・介護者側のリスクについて
・高齢であったり、病気・身体障害がある
・自分のことで精一杯、仕事が忙しい
・薬物・アルコール・ギャンブルに依存している
・介護や生活において、こだわりの強さがある
・ごまかしが見られる
・周囲に疲労を訴えず、弱音をはかない
・質問や困りごとの相談先がない
・ストレスへの対処の難しさがある
・判断力が十分ではない
・介護が十分に行えずおろそかになっている状況がある
・介護に精神的にも身体的にも疲労している
・介護や認知症に対する正しい知識を持っていない
・介護を受ける人に対して、無関心である
・生活における変化があった
・介護をきっかけとする退職や失業をしている
・自分の自由になる時間が持てていない
・食事に手を掛けられていない
・入浴や着替えなどの介護頻度が減少している
・経済的不安・困窮
・相談相手・介護の協力者がいない
・社会資源や公的なサービスへの不信感がある
・介護サービスの利用に対する抵抗感がある
・外部との交流が減った
・コミュニケーションを取りたがらない、上手くない
・他者の声に耳を傾けない
…などが挙げられています。
![](https://keyperson-blog.com/wp-content/uploads/2023/03/kaigo_rourou_hard-e1679219533327.png)
いかがですか?
あなたはこれに当てはまりますか?
介護者側に「介護の負担が大きい」「そもそも介護を理解していない」「助けを求められない状況がある」等の現状があるとリスクが高まるのですね。
やはり親の介護が始まる前に…。
・高齢化・老化・介護について知っておく
・介護サービスについて知り、ヘルプを出せるようにしておく
・介護をする準備資金について親と十分相談しておく
…などが必要ではないかと思われます。
私がまりぃさんを虐待せずに済んだ理由
私も認知症の母、まりぃさんの介護を経験しているので「親を虐待するなんて、酷い!考えられない!」とは言えません。
私も虐待するかも知れなかった。
これ、本心です。
![](https://keyperson-blog.com/wp-content/uploads/2021/12/face_angry_woman3-e1657197882958.png)
私がまりぃさんを虐待せずに済んだ理由は…。
・高齢化・老化・介護について知っていた
・介護サービスについて知っていて、職場の理解を得るようにして、担当ケアマネであるのんさんにヘルプを出せていた
・仕事を継続できていたので、介護資金は何とかなっていた
・このブログを始めて、自分に向き合うことができ、ストレスの発散にもなっていた
…これが大きかったと思います。
それでも「顔色が土色だよ。早く帰って寝なよ」と言われる始末で…。
ギリギリだったのかも。
本当に本当に…介護って大変です!