ごきげんよう!きいです。
先日訪問した利用者様は、95歳近い女性です。
最近「しんどい」と言う事が増え、歩行距離が短くなったり、家事もご家族の手を借りることが増えてきました。
95歳近い年齢ですから、しんどくても当然。
いや、むしろ家事にも参戦して、大したものです。
その女性の足のむくみを確認していた時、爪が伸びて欠けていることに気が付きました。
そのままにして靴下に引っかかっても痛いし、ケガのもとになります。
私は爪切りをお借りして、足の爪を切らせて頂きました。
「すみません。看護師さんにこんなことをさせちゃって。本当にゴメンナサイね。こんなことを頼むのって、私くらいのものでしょう?」とその女性。
いやいや。とんでもない。
足の爪切りくらい、日常茶飯事です(笑)
私は爪を切りながら、看護師は入浴介助や更衣、オムツ交換なども行うということをお伝えしました。
そしてビックリされました(笑)
実はこの女性。未だ身体ケアの必要が無く、体調確認と内服支援とリハビリがメインの方だったのです。
だから、看護師が足元に跪いて自分の身体のケアをすることが、初めての経験だったのですね。
看護師の身体ケアを受けずに暮らすことができる、この女性のすごさもありますが…。
看護師の仕事についての認識を新たにしていただくのも、今後のために役立つのだろうと、説明させて頂きました。
この方が、今後も「自分のことは自分で」できることを願うばかりです。