ごきげんよう!きいです。
<落ち着いています。>の記事で…。
緊急待機の時に、呼び出しが無くて落ち着いていても安心ができない。
「これはもう職業病ですね(笑)。」
…なんて書きましたが…。
「PICU」の記事でも、「医療ドラマに突っ込みを入れがち…」なんて書きましたが…。
先日、別のことで「ああ、これは職業病だ…」と思う事がありまして…。
先週だったかな?
朝の情報番組で「今、椿が見頃です!」と、きれいな椿の花が紹介されていました。
私…。
その椿の花を見て…。
赤い花が映し出されたときには「あ、良性肉芽!」
白い花が映し出されたときには「あ、不良肉芽!」って、思っちゃったんです。
「良性肉芽?不良肉芽?」と不思議がられた方。
いいですよ、そのままで。
あまり耳にしない方が良い言葉だと思います。
その言葉を使う時…。
大抵は目の前に、褥瘡(床ずれ)と向かい合っている時なのです。
「良性肉芽」は血流の良い赤い組織で、これが多く見られることは治癒が早いことが期待できる褥瘡であると言えます。
反対に「不良肉芽」は白っぽく見える組織で、これが多い時は血流が悪く治癒に時間がかかる褥瘡であると言えるのです。
朝の爽やかな情報番組で、美しい椿の花が紹介されているのを見ながら、褥瘡を思う…。
立派な職業病だと思いました(涙)。
職業病という病は、いつか改善・回復するのでしょうか?