抄録に書かれていたこと

介護の現実

 ごきげんよう!きいです。

 <アンケート ~part2~>でお伝えした学術集会。

 その抄録を引っ張り出して、久し振りに見てみました。
どんなことが書いてあったかな~って…。

抄録を振り返って。


「うわぁ…」
その一言でした。

改めて見返して、考えて…。私が今までお伝えしてきたことは、ハズレていないことを確認しました。


 色々憂鬱になることが、てんこ盛りに書かれているけれど。

 その中で、ここでご紹介しても問題なさそうで、将来のために大切な事。
それをお伝えしようと思うのですが。

 ハズレていないから…「いつも私がお伝えしている事」とおんなじでした(笑)

「教育の大切さ」

 私が言うところの「興味を持とう」「知ろう」「情報を集めよう」ってところですね。

 これからは「今までのようにはいかないことが増える」って書いてあって。

・認知症高齢者の増大によって、サービスに繋がらないケースが増える。
・家族機能・地域機能の低迷によりサービスに繋がらない高齢者が増える。
・無認可の老人ホームや貧困ビジネスの増加。
・モラルに掛ける患者・家族の増加、権利主張型の患者・家族が増える傾向が予測される。

 「サービスに繋がらない」って?

 介護保険の制度を良く知らず、ケアマネジャーとも契約をせず、福祉用具は専門家のアドバイスを受けたものをレンタルするのでは無く、安価な身体機能にマッチしないものを自費購入。

デイサービスやショートステイも利用せず、自宅で家族による密室介護。家族が疲れたら放置状態に。

何もいいことが無い。不利益ばかり。

サービスに繋がらないと、そんなことが本当に起きて来る。


 患者・家族は、適切なサービスを受けながら介護を継続することができるように。

 支援者は、安全で健全に業務を遂行できるように。

 それぞれが、しっかり情報を得て傾向と対策をしっかりと考えて。

 受験の時にはしっかりと考えなさいって先生に言われたのに。
こと介護のことになると、誰も教えてくれないのはなぜだろう。

 「学びの場がない」?

学びの場はあるはずなのに。


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