ごきげんよう!きいです。
先日、脳出血を患い失語症のリハビリを頑張っている利用者様のもとに、言語聴覚士と共に訪問してきました。
看護師は同行した際、体調が安定しているか・てんかん発作は出ていないか・内服薬でお困りのことは無いか・お通じは順調に出ているか・食事と水分はしっかりと摂れているか…等々を確認し、お困りのことがあれば、ご家族と共に考えたりアドバイスを行います。
その方はとてもまじめにリハビリに取り組んでいます。
言語聴覚士はこの頑張り屋の利用者様へ、訪問時のリハビリ以外に「宿題」として、プリントを何枚かお渡ししていました。
そして訪問時には、その課題ができているか・どこが苦手なのかなどを振り返ります。

言語聴覚士は、利用者様が頑張った宿題のプリントを手に取り、目を通していました。
そして、急に笑い出したのです。
「???」
その場にいた利用者様、ご家族、私もみんなが「どうして笑うのか」が分からず、きょとんとしてしまいました。
そのプリントに書かれていた問題。
要は簡単な漢字テストだったのですが、「かおをあらう」「めがね」「ふくをきる」「くつ」など、人が身に付けるものや、動作についての漢字を書き込むものでした。
そのほとんどが埋められていたのですが、一問だけが空欄でした。
その問題は…。
「いれずみ」
なんで(笑)?
「すみません!これは不適切問題でしたね!」と笑っていたのです。
利用者様もにっこり笑っていらっしゃいましたが…。
「なぜこんな問題が記載されていたのか?」と不思議でした(笑)。
「いれば」だったら良かったのに。
今回は振り返りとして、問題に対して突っ込みを入れた私たちでした。
